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ストイチコフ、アメーリカでの独り言(2001/7/26)
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![]() 俺の体はアメーリカにあるけれど、心はいつも地中海。ルルーン、ルルーン、ルルーン。そして考えることはいつもバルサのこと。ルルーン、ルルーン、ルルーン。 ガスパーに言いたい。あんたの1年目は何のタイトルも取れなかったから、採点はゼロ。したがって今シーズンはゼロからのスタート。 それとね、今日のプレゼンテーションは良かったね。グレートだった。俺は地上と空を結ぶ機械を持っているテレビ会社と契約してるから、ちょっとだけだけれど見れたんだ、アメーリカでね。うーん、なかなか良かった。やっぱり昔のスタイルはすっきりしていてベリーグッドだな。まるでドリームチームの頃みたいだった。師匠のクライフの時代は、練習でさえファンに公開していたし、そういう日々の重なりがプレッシャーに強くなるコツなんだな、やっぱり。でもそれもファン・ハールの野郎がすべて壊していきやがった。練習場にネットなんか張りやがって。 チャーリーは元気かな。それにしても、ずいぶんと生きの良い若者ばっかしとったもんだ。俺はチャーリーを信用しているよ。何たって一緒に何年間も働いた仲だし、性格もよくわかっている。だから俺はこう思うんだ。きっとチャーリーは、俺のいた頃のドリームチームのようなスタイルでいっちゃうんじゃないかってね。 オーフェルマルスとジェオバンニで左右に大きな翼を開く。まあ、それは当然だろうな。真ん中にクライハートをチョコっと置く。これも当然だろうな。やつはあんまりゴールが決まらんから、スペースを開けるために下にチョコチョコ下がらせる。まあ、つうの人はわかるだろう。そしてメディアプンタのリバルドやサビオラに絶妙のパスを出し、Gooooooooolllll。ドリームチームはこうして点を入れてきたんだ。ロマリオがいる時でさえそうさ。あんな動かねえヤツでさえ師匠クライフの教えを守り、よくスペースを空けるために下に動いていたものさ。 サビオラはウイングにしちゃあ、絶対ダメ。そんなこたあ、チャーリーわかっているだろうけれど。あの子のタイプとしちゃあ、メディアプンタだね、間違いなく。まず、チビだということがある。しかし動きは早い。そして俺と違って頭が良さそうだ。そういうヤツはメディアプンタに向いているんだ。バッケロもそうだったし、まあリバルドは例外だな。 後ろの方は3人ディフェンスがいい。まあ最初からっていうのは無理かもしれんが。チャビがピボッテをやりバルサオーケストラの指揮者となるのがいい。もっともジェラールのことも忘れてはいかーん。病み上がりだから大事に大事に使ってやって欲しい。ヤツは将来の重要な選手だと思う。 チャーリーは幸せもんだ。これだけ才能に溢れる選手を持ち、しかもみんな若い。俺も一時は若かったんだけどなあ。まあ、いいかそんなことは。これからステージが始まり、色々なポジションに選手を置いて試すことができる。ドリームチームの頃はいろんなポジションにこき使われたからな。でもあれはプレーしてて楽しいことだ。いろんなポジションをやるってことはね。俺も一度でいいからキーパーやりたかったんだけど、師匠クライフはやらせてくれなかった。 選手数を20人に絞りたいと言ったらしいけれど、それはベリーグッドだと思う。これだけ試合数が増えて、疲れが出てくる選手がいるだろうからみんな試合に出られる可能性がでてくる。でも25人だと多すぎるんだ。これだけいると必ず不平、不満を言うヤツがでてくる。俺?俺は不満なんか言ったことないぜ。アタマにきているときは、練習にでないんだ俺は。不満を言うのが嫌だからね。そしてアタマを冷やしてから練習にでて、罰金を払う。グーだろ? しかしなんだね、最近のフットボールっちゅうのは体力勝負という感じだね。テクニックよりも体力、知恵よりも体力。俺には向いていない世界になってきた。そうはいっても世の中そうなっちゃったんだから、どうにかしないといけない。ステージで体力を思いっ切りつけて、バルサもがんばらねば。 ところで俺の方は、相変わらずゴールを決めているんだ。シカゴファイアーっていうんだ、俺のチーム。この前の日曜日の試合では、1点入れた上に1アシスト。絶好調ウリスト。今シーズンもう6ゴールを決めた。最近の5試合で5ゴール。絶好調ウリスト。もしバルサが俺を欲しいんだったら、いつでも言ってくれ。もう何年もバルセロナでプレーしたから、いつでもスペインパスポートは作れるんだ。どうガスパー、俺、いらない? |
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