| このゴロつきどもを追い出せ!
バルサだけではなく多くのクラブが抱える深刻な問題がウルトラだ。過激な応援団組織はどこのクラブにも存在する。そしてその問題の厄介なところは、これまで多くのクラブが彼らを影で擁護してきたことだ。そしてバルサ理事会と過激派応援組織ボイショスノイスとの関係も例外ではない。少なくともこれまでは例外ではなかった。だがすべてのことに関して“改革”を目指すラポルタチームはこの悪しき関係を一掃しようとしている。
カンプノウにかけつけるファンの年齢層は非常に高い。どこのスタディアムのそれと比べても非常に高い。それはソシオの平均年齢が50歳前後ということとおおいに関係あるだろう。だが北ゴール裏に陣取る過激派応援団組織ボイショスノイスはそれら平均ソシオとは違い、これまで多くの暴力行為をおこなってきている。このボイショスノイスが誕生して以来、クラブ首脳陣との裏での関係が密かにささやかれていたものの、それを具体的に示す証拠はあげられていない。だがラポルタ会長はこの悪しき関係を一切排除する覚悟のようだ。このガンペル杯が始まる何日か前から、クラブ事務所にボイショスノイスと名乗る連中による一つの要請が送られていた。それは“スタディアムを活気づける”ために9000ユーロと150枚の入場券をよこせというものだ。
これまでヌニェス政権においても、あるいはガスパー政権においてもこれらの事実を公表した会長はラポルタをのぞいて存在しない。それは決してこれらと同じような要請がなかったからではなく、クラブ首脳陣がひたすら隠してきたからとして理解されるべきだろう。これまでのクラブ首脳陣と彼らボイショスノイスの関係を知りたかったら、スタディアム内にある彼らの“倉庫”を調べるだけでじゅうぶんだ。そこには多くのクラブ旗あるいはナチの旗、そして発煙筒が並べられているのだから。
「この戦いは時間がかかるものとなるだろう。だだ我々は悪しき習慣を打破しなければならない。もしさらなるガードマンが必要ならいくらでも用意しよう。もしさらなる警察官が必要なら、それらの要請をバルセロナ市に送ろう。あらゆる必要な手段を駆使してもこれらの過激派応援団組織をカンプノウから追い出さなければならない。」
すべてのバルセロニスタのフィエスタとならなければならなかったジョアン・ガンペル杯で、唯一の汚点となった彼らの行為に怒りまくるラポルタ。彼はガンペル杯の試合が終了した段階で早くもボイショスノイスとの“戦争宣言”をしている。
そしてそれを受けたボイショスノイス。ガンペル杯の翌日には早くも彼らのホームページでラポルタ新政権に対する攻撃を開始している。
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