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真夜中のカンプノウフィエスタ、
80.237バルセロニスタが参加
夜中の12時を過ぎたというのに、8万を越える人々が今か今かと試合開始を待っている。相手はレアル・マドリでもなく、スペクタクルな試合展開が多いAt.マドリでもない。一部と二部を行ったり来たりしているセビージャ相手の試合だ。
歴史上例を見ない圧倒的な投票数でソシオに選ばれたラポルタ会長。その彼が指揮するクラブ理事会が“あらゆる不合理なことからクラブの利益を守る”ために非常手段として設定した24時05分という試合開始時間。そんな時間に試合設定して人が来るわけがない、ラポルタ理事会は調子に乗っているんじゃないか、そういう多くの批判がマドリッドを中心とした中央から起こる状況の中、多くのバルセロニスタはそれらの批判が間違っていることを如実に示す行動に出た。試合開始3時間前にはたくさんの人々がカンプノウにかけつけ、そしてチケット販売窓口は試合開始2時間前には“完売”と書かれた紙を貼らなければならなかった。
今から約9か月前、つまり2002年12月15日、昨日バルサと対戦したセビージャがやはりカンプノウを訪れている。0−3で敗北したバルサ、ベンチで指揮をとるバンガールの完膚無き敗北は、同時に会長席に座るガスパーの敗北でもあった。多くの白いハンカチがガスパー会長に向かって振られた。
「退陣、退陣、退陣!」
バンガールは更迭、ガスパーは理事会解散までの限られた時間を過ごすことになる。
白いハンカチはセビージャ戦には欠かせないものなのかも知れない。昨日もある瞬間、多くの白いハンカチが振られることになった。後半13分、ロナルディーニョの25メートルゴラッソが決まった時だ。同僚の選手たちがロナルディーニョに走り寄り彼のゴールを祝福する。そしてスタンドからは多くのバルセロニスタが白いハンカチを振り、ロナルディーニョに向け賞賛の意志をあらわしていた。ロナルディーニョは決してゴレアドールというタイプの選手ではない。だが、ひとシーズンのゴール数は確かに少ないものの、多くのゴールが芸術品であることを示した。そう、まさにゴラッソだった。
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