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まさに“歴史的”なゴラッソ
それはまさに歴史的なゴラッソだった。時間からしてまず歴史的だ。ビクトルが思いっ切りボールを投げた瞬間、時計は1時25分を指していた。昼間のゲームではない、そう、夜中の1時25分だ。そんな時間帯にも関わらず8万以上の人々によって埋め尽くされていたカンプノウ。観客席に座るバルセロニスタの目は、ビクトルが投げたボールの行き先を追う。センターライン付近にいたロナルディーニョにわたったボールの行き先はこれから何秒後かにセビージャ側のゴールに突き刺さることになる。
ロナルディーニョがボールをとった瞬間、それまでセビージャ戦2連敗の可能性も覚悟していたバルセロニスタが一斉に立ち上がる。彼の前には二人のピボッテ、つまりカスケーロとマルティが控えている。そして彼らの後ろには二人の屈強のセントラル、言葉を変えて言えば“暴力的”な二人のセントラル、パブロとハビがセビージャゴールを守っている。ゴール枠下にはこれまですべてのシュートを見事に防いでいるポルテロのノタリオが控える。
ロナルディーニョは開いたスペースを縫うように二人のピボッテを抜いていく。だがまだシュートエリア内には届かない。エレガンスなドリブルがゴール前25メートルで強烈なシュートに変わる。ゴールに突き刺さるような強烈なシュート。ポルテロのノタリオが左に飛んで止めようとするシーンはまさに写真集用のそれだ。
一人目のR選手であるロナルドがマドリ戦で決めた“コーラ・デ・バカ”ゴール、二人目のR選手であるロナルドがコンポステーラ戦で決めたゴラッソ、三人目のR選手であるリバルドがバレンシア戦で決めた“チレーナ”、そして今四人目のR選手、ロナルディーニョが新たな歴史的ゴールを決めた。
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