| バルサユニ > メレンゲユニ
まあ、当然のことととはいえ、もしバルサのユニフォームに広告を付けるのであれば、その広告料はメレンゲのそれより高いものでなければならない。それが多くのソシオ、バルセロニスタの思いであろう。ラポルタを中心としたバルサ理事会は決して急ぐことなく、だが決して休むこともなく、深く静かに潜行しながら1ユーロでも多くの資金を提供するスポンサー探しに励んでいる。ランキング別に年間広告代金を見てみると次のようになる。
■バイエルン・ミュンヘン 2000万ユーロ
■ユベントス 1280万ユーロ
■マンチェスター 1150万ユーロ
■メレンゲ 1100万ユーロ
■ミラン 900万ユーロ
そしてバルサが狙っているのは最低基準を年間1200万ユーロとし、この金額からスタートしてセリにかけようとしていることだ。
だがバルサにとってできるだけ多くの資金提供が重要なファクターとなるものの、それと同じかあるいはそれ以上に大事なこと、それはその企業がもつ世界的な規模でのイメージ問題だ。環境問題や政治的な問題でひっかかる企業はもちろんバルサとしてはお断り。どんなに多額の資金を提供してきても受け入れることはできない。その企業の専門分野で世界的な評価を得ており、しかも社会問題を抱えていないスポンサー、それも大事な選考基準となる。これまでラポルタチームがユニフォームに広告を付ける計画があると発表してきて以来、30に及ぶ企業からのオファーが来ている。そしてその中から10企業に絞って交渉中のバルサだが、韓国や日本を中心にアジア各国の企業も含まれている。
マーケティング部門責任者のマーク・イングラとエステベ・カルサーダが近々アジアに向けて旅立つことになる。目的地はソウルと東京だ。この二つのアジアの都市でユニフォームのスポンサー交渉を進めると共に、各国テレビ局との交渉もおこなおうとしている。テレビ局との交渉目的は残念ながら“試合放映権”問題ではなく、バルサというクラブそのものをもっと多くアジアのファンに知ってもらうためのキャンペーン番組などを放映してもらうためだ。また東京にできたアジア初のバルサショップの視察も9月末に予定されており、バルサ首脳陣がショップを訪問した際にはバルサファンを呼んでの何らかの催し物することも考えているという。
|