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ダビッツ イン カンプノウ
もともとレバンテ戦には出場の可能性はほとんどなかったにも関わらず“政治的”な招集を受けて17人の招集メンバーの中に入ったダビッツ。カップ戦ではベンチの中には5人しか入れない規約があるため、招集されても最初から観客席での観戦となることは明らかだった。親友のクルイベルと一緒にパルコからの観戦となったダビッツだが、5か月間のバルサ選手としては、負傷がない限り、これが最初で最後のことになる。なぜなら彼は絶対のスタメン選手としてフラン・ライカーに呼ばれてきた選手なのだから。
そのことを誰よりも認識している彼にとって、この日の観戦はこれまでユベントスの選手として今シーズン何回もおこなっている観客席からの試合観戦よりもリラックスできたに違いない。その証拠にユベントス選手時代での彼を知る人々にとっては信じられないであろう“笑顔”まで見せての観戦となっていた。グランド内ではいっさい笑顔を見せないダビッツ。今シーズンはほとんど干された状態であったため観客席からの試合観戦が多い彼だったが、それでも笑顔を見せたことは一度足りとしてなかった。ダビッツの中で何かが変わってきているのだろうか。
バルサに5か月だけとはいえ入団が可能となったことは、彼にとってユーロ2004への代表選手招集への切符を手に入れたに等しいことになる。なぜならバルサでは監督との衝突問題も起きないだろうし、そもそも監督の希望によって入団が可能となった選手なのだ。したがってほとんどの試合に出場可能となることは間違いないし、試合に出場さえすればオランダ代表にも招集されることになる。だから同じようにジオも必死になってプレーしている。だが彼の場合はダビッツとほんのちょっとだけ事情が異なる。バルサの選手として試合に出場することだけでは代表選手の切符を手に入れることはできない。彼の場合はそれなりの活躍をみせなければ招集されることもないからだ。だからジオは必死になってオスカー・ロペスやナバーロとの違いを見せようとしている。が、目的は今のところ達成されていない。
土曜日のビルバオ戦がバルサの選手としてのデビュー戦となるダビッツ。カップ戦に優勝すれば30万ユーロ、リーグ戦4位以内に入れば40万ユーロの個人的なボーナスがクラブから支払われる契約となっている。レバンテ戦には出場しなかったものの、とりあえず30万ユーロいただきの可能性は残されている。
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