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1億5千万ユーロのクレジット確保
まあ早い話が、バルサは1億5千万ユーロを各種銀行から借りることに成功したということだ。でもそれは1億5千万ユーロをソーと懐に収め、この資金をクラブ予算に組み込み今後のクラブ経営資金にしていくということではない。これはあくまでも、2003年の夏に発表された1億8千万ユーロの借金を返すためのもの。この1億5千万ユーロで1億8千万ユーロという借金を返すと、なんと、まあ、バルサの抱える借金はわずか3千万ユーロだけとなる。だがよく考えてみると、この1億5千万ユーロも借りていることになるが、これはゆっくりと10年ぐらい時間をかけて返していこうというエグイまでのアイデアだ。借金もできない貧乏人には実はよくわからない話しだけれど・・・。
これだけのクレジットは一つの団体ではおこなえるわけもなく、多くの銀行や信用金庫がからんでいる。筆頭はラ・カイシャ、そしてそれに続くものとしてサバデル銀行、カイシャ・カタルーニャ、ポプラール銀行、バネスト、ドイツ銀行などの名前が見られる。このクレジットを可能としたのは、何と言ってもバルサという組織がもつビジネス界におけるとてつもない大きな可能性だ。先日おこなわれたクラブ金庫番親分フェラン・ソリアーノ記者会見でもわかるように、今シーズンの半期決算でバルサはすでに黒字を達成させている。アボノ・ソシオ年間費の40%値上げや、ソシオ数の増加、あるいは新たな収入源を得るために各スポーツセクションのスポンサー確保だとかが効果をあげてきているのだ。したがって一昨日に再び記者会見を招集し「3年間で9千万ユーロの選手補強予算を組むことに成功した」と語るソリアーノだ。
3年間で9千万ユーロ、算数ができる人なら誰でもわかるように平均すれば毎年3千万ユーロが選手獲得資金となる。だが、これはあくまでも最低の予算であり、放出選手を売った金額がこれに加算されることになると説明するソリアーノ。
「9千万ユーロというのはあくまでも基本的な最小限の数字に過ぎない。これに例えば、放出された選手の移籍金だとか、ソシオ数の更なる増加による収入だとか、あるいは今のところは予期できない臨時収入などがこれに加算されることになる。もちろんユニに付ける予定のスポンサー料はこの9千万ユーロの中には入っていない。当初に予想された経済的問題が今のところ思った以上に改善されているため、スポンサーを付けるアイデアは二の次となっているし、余程の良い条件でなければ交渉することもないだろう。とにかくスポンサーに関しては時間をかけてゆっくりと煮詰めていきたいと思っている。」
また、この9千万ユーロの使い方は単純計算すれば毎年3千万ユーロとなるものの、それ以外にも使い方はあると言う。
「例えば、来シーズンにどうしても必要な選手が何人かいて、そのすべての選手を獲得するのに9千万ユーロ必要とあるのならその可能性も追求されることになる。だがその場合、その後の2年間は補強なしとなる可能性もあるということも意味する」
じゃあ、どうせなら、先のことなんかどうでもいいから、今度の夏には9千万ユーロ全部使ってパアーッと派手にやってみるか。これぞバルセロニスタ・・・いや、ガスパニスタか?
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