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バモス、パトリック!
UEFAカップやチャンピオンズの試合がない今週。代表戦がおこなわれるとはいえ、カタルーニャメディアにとってはコメントの対象とはそれほどならない。誰もが知っているように、そう、誰もが知っているように、こういう週には“噂の五面”が各紙一面から三面あたりまで埋めるようになる。昨年、つまり2003年、こういう期間を利用してカタルーニャメディアが“噂の五面”に登場させた噂の選手、その数なんと186人。
加入選手、今シーズンから責任者の一人となったチキ・ベギリスタインが懐に入れているリストには60人ほどの“候補者”の名前が書き込まれている。この中にはアンリやトーレス、そしてアイマールなどの名前も含まれている。もちろんトレセゲやルーケなどの名前も含まれている。だが噂の選手が現実の選手となるのは早くて7月、そう、暑い夏がやってくる7月。早ければこの時期に、加入選手とクラブの間で交わされる契約書に両者のサインが加わることになる。そして今はまだ本格的な春もやって来ていない3月の末。人生、そんなに急いじゃあいけない。誰が来る、誰を出す、どの選手をどこにおいてどういうフォーメーションを組むか、その想像豊かなゲームを楽しむのは現実のゲームがなくなってからにしたほうがいい。人生、そんなに急いじゃあいけない。
そして春がまだ来ない3月、加入選手の噂があれば当然ながら放出選手の噂も花を咲かせる。ある意味で言えば、加入選手以上に重大な放出選手の噂。なぜなら彼らはまだバルサの選手であり、リーグ優勝という唯一の望みをかけたラストスパートを実践していかなければならない当事者なのだ。好むと好まざるとに関わらず彼らはバルサの現役選手。つまりクラブの財産であり、ソシオの財産であり、バルセロニスタの財産だ。すべての選手の力が必要となるこれからの短いながらもとてつもなく重要な試合、その試合には、つい先頃、自宅で捻挫という負傷をしたというケガ・エキスパートのマリオだって必要となるかも知れない。もちろん噂の大将パトリック・クルイベルの力も必要となるのはもちろんだ。
2週間のリハビリと診断されたクルービーが2か月という長期離脱を終えて練習に戻ってきている。来シーズン彼がバルサにいるかどうか、そんなことは今はどうでもいい。彼は少なくてもバルサとの契約がまだ残っている選手であり、そして最も大事なこととして、そして信じられない人もいるかも知れないが、彼はいまだにバルサの現役選手の一人だ。そして最も高額な年俸をとっている選手でもある。クラブに在籍中の、そういう重要な選手を今すぐ“殺す”必要はまったくない。お気に入りの選手であろうと、少々気にくわない選手であろうと、バルサに在籍している間は我々の財産、負傷から立ち直って“生き返って”もらわないといけない我々の財産の一人の選手だ。それがパトリックという名の選手であろうと、ガウチョという名であろうと、バルサのユニを着ている間は同じだ。
バモス、パトリック!噂はご免にしよう、少なくてもまだ暑い夏がやって来ていない、本格的な春もやって来ていない、この時期には!
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