| クラックを目指して
16歳でデビューを飾ったペレ、マラドーナ、17歳になってからのクライフ、プラティニ、ラウル、オーエン、18歳でのレシャック、チャビ、そして19歳でデビューしたベッケンバウアー、ディ・ステファノ。
3年前リーベルでデビューしたサビオラも16歳の少年だった。そして19歳の若きバルセロニスタと成長したサビオラは、彼らクラック選手と同じ道をたどろうとしている。アルゼンチンではすでに2度のリーグ優勝を経験し、アンダー20のワールドカップでも優勝をとげた。ヨーロッパ大陸の土を踏んでから2か月たったサビオラ。彼の前には壮大な未来が開けている。焦ることはない、急ぐこともない、己の信じる道を行けば必ず栄光がまっている。
サビオラ「ベンチスタートが多いけれど、そのことで文句を言う筋合いじゃない。このクラブには世界的に重要な選手がいっぱいいるんだし、監督が理想と思ったメンバーがプレーすればいいだけのことだ。もちろん、すべての試合にスタメンで出場したいとは思う。でも時間が必要だ。みんなよくしてくれるし、感謝している。本当にプロ中のプロだと感じるのはリバルドさん。冗談ひとつ言わないでいつも試合のことばかり考えているみたいだ。クライハートさんはその逆で、いつも冗談を言って、みんなの緊張感を和らげてくれる。ほんと、みんなプロだよ。」
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