| リケルメは契約していない!
リケルメはまだバルサの選手ではない。彼が将来においてバルサの選手となるにはいまだに多くの問題が残っている。バルサ首脳陣が昨日ムンド・デポルティーボの流したニュースに不快感を表すのは当然のことであるし「リケルメ問題の真実」は色々な角度から分析しなければならない。
一つの事実、それはリケルメは遅かれ早かれボカを出ていくことだ。彼がヨーロッパのビッグチームに移籍したいという思いと共に、ボカ側としても彼の移籍を通してビッグビジネスを夢見ている。これは否定できない事実としてある。だが大きな問題があるのも明らかなことだ。まずボカ側が信じられない額の移籍料を提示してきている事実。それは多くのコミッショナーの存在とからみ、移籍料が時間の経過と共に膨れあがってきているということ。そしてバルサ側としては、移籍料の問題と共にリケルメの才能がヨーロッパフットボールにマッチするかどうかという疑問もいまだに拭い得ないものとしてあるということだ。
バルサはかなり前の段階からリケルメ個人とは経済的な問題での一致をみている。だがボカとの同意はいまだに獲得してはいない。ムンド・デポルティーボが言う「スクープ」を信用してはいけない。もし彼らの語ることが本当であればバルサはボカに200億もの金を用意しなければいけないからだ。今のバルサにそれほどの金があろうとなかろうと、1人の選手の獲得に、それがリケルメという名前であろうと、バルサ側が出すわけがない。しかもガスパーはリケルメ問題を少しも「急いだ問題」とは考えていない。彼は2003年にボカとの契約が切れる選手なのだ。
そしてもう一つの事実。これまでイタリアやイギリスのクラブがリケルメ獲得に動いてきたという事実はいっさい噂の段階を越えていない。それはなぜか。それは彼に興味を持つ多くのヨーロッパクラブが、同時に疑問ももっているからだ。果たしてリケルメのリズムがヨーロッパフットボールにマッチすることができるかどうか。長年フットボール界で生きている専門家の間でも、意見が大きく分かれるところだ。
したがって我々エスポーツ編集部は、リケルメストーリーがどのような終わりを見せるのか、その結論を出すのを急ごうとは思わない。いくつかの条件次第で、それも誰にも予測できない将来おこりうる出来事次第で、彼がバルサに来るかどうか決まるからだ。もしバルサがリーグ優勝したら、もしリバルドが来シーズンもバルサのユニを着ていたら、もしレシャックが来シーズンもベンチに座っていたら、等、等。したがって昨日の「スクープ」は存在しないニュースなのだ。リケルメ問題は未だ永遠に終わりを見ない「エンドレスストーリー」である。
●決定! カタルーニャ代表対ブラジル代表
5月18日、カンプノウで夢の対決が実現されることになった。我々のカタルーニャ代表と世界一のブラジル代表との親善試合がついに決定した。
ブラジルのワールドカップ準備は、5月中旬に香港でのミニステージで開始される予定であった。だがこの試合が決定されると同時にそのプランは中止されバルセロナでミニキャンプを張ることになった。それはバルサの会長であるガスパーの政治能力が大きく発揮された今回の交渉であった。カタルーニャ代表としては、3月26日におこないたかったブラジルとの親善試合だが、スペインフットボール協会の反対にあって中止となっていた。そこでガスパーがブラジル側に出した提案が、5月18日の試合とカンプノウでのミニキャンプの提示だった。キャンプ費用はカタルーニャ側が持つという好条件まで出しての提案にブラジル側が乗った形となった。
ブラジル代表は5月12日にバルセロナ入りする。カンプノウでのミニキャンプを張り18日に試合をした後、いよいよアジアに向けて旅たつことになった。
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