| 「夢はチャンピオンズカップ」
チャビ・エルナンデス、22才になったこの若者はこれからのバルサの歴史を作る選手の一人だ。「クラック」と呼ばれる選手の影に隠れながらも、チャビは確実に成長している。これまで141試合に出場した彼は、今では神話となったミゲーリの649試合出場を越えるかも知れない。
ここ2試合のスタメン出場で、あなたの「復権」がなったということでしょうか?
「復権」なんてとんでもない。単純に、自分にもこのチーム内にポジションがあるということを毎試合証明しようとしているだけさ。
これまで何試合かベンチ生活を余儀なくされてきましたが、それによる焦りというのはありませんでしたか?
監督は僕以上に「強い」選手を中盤において戦おうというアイデアだったんだ。それがうまくいったのがデポルティーボ戦だったと思う。だがだんだん結果が出てこなくなってきて、何らかの変化が必要になってきた。それが僕の登場となたったんだと思う。
4番のチャビの復活
それほど大げさなことではないよ。単にカンテラ上がりのチャビの登場さ。正直言うと、これまでの何試合かのベンチ生活も今となってみれば「体力温存」という意味で僕に有利に作用してきている。これからのラストスパートに新鮮な感じで、もちろん体力的にも何の問題もなく、戦えるという感じ。いずれにしても、これからの反撃を可能とするものは精一杯の毎日の練習以外にないと思っている。
地獄のイスタンブールはどうでしたか?
はっきり言って、ウワサされていたほどのものでもなかった。確かに観客席の雰囲気はカンプノウにはないものだったね。2、3時間前からファンが集まってきているんだから。信じられないよ。でもガラタサライのチームそのものは、予想していたとおり大したものでもなかった。その証拠に彼らにはゴールチャンスがそれほどなかったし、実際にもゴールは決められなかったからね。
ローマの敗退は驚きでしたか?
ビックリした。だって、決勝リーグに参加できる可能性の最も高かったチームだからね。しかもイタリアンスタイルそのものといっていいローマだから、引き分け狙いでいけば必ず目的は達成できると思っていた。でもリバプールというチームの素晴らしさも認めなければいけないとも思うよ。最後の最後で勝利を獲得したんだからね。
あなた方の可能性を疑った人々がいましたが。
彼らには予想が外れて「お気の毒さま」と言うしかないね。だって我々は生き延びているんだから。しかも以前より精神的にも強くなって生き延びているんだ。
レシャックに対してプレッシャーがありすぎると思いますか?
もしあなたが何かのセクションでバルサの関係者となったとしたら、それだけでプレッシャーは存在することになると思うよ。ボール拾いから会長まで、すべての人にプレッシャーが襲いかかるクラブなんだ。レシャックはそういうクラブに40年もいる人だということを理解しなければ。いいかい、40年だよ。彼はプレッシャーに負けるというよりは、我々に襲いかかってきているプレッシャーを取り除いてくれる人物さ。それは凄いプレッシャーがレシャックにあると思う。でもそんなことで負けるような人ではないよ。
チャンピオンズの優勝は、難しくなったリーガ制覇より優先事項かな?
もちろんチャンピオンズの優勝はいつも優先事項。シーズン開始前からそうだ。リーグ制覇ということももちろん大事だけれど、我々の最大の目的はチャンピオンズの優勝と言ってもいいかも知れない。それは個人的にそう思っているだけじゃなくて、すべてのバルセロニスタの夢だと思うんだ。
バルセロニスタとの団結に必要なものは?
試合内容、試合結果の安定性。これに尽きると思う。我々はこれまで非常にイレギュラーな戦いをしてきているからね。それは我々はもちろん、バルセロニスタにとっては気に入らないことだと思う。彼らは我々が一生懸命やっていることは理解してくれてるとは思う。だが安定した結果がでないことには、彼らにとってもガッカリすることだろうからね。でも大丈夫、我々は必ず反撃できると思う。
|