| 危機を向かえている同士の試合
2試合で11失点という信じられない結果をだしているビルバオに対し、パナシナイコス戦での不甲斐ない戦いに批判が集中しているバルサ。そして今日の試合にかける両チームは、それぞれの異なる目的獲得に向けて戦うこととなる。チャンピオンズ参加権の獲得を狙うバルサと、UEFA戦参加権を狙うビルバオの戦いとなる。
■リバルド、サビオラ、スタメン出場
誰もが不思議に感じたパナシナイコス戦でのリバルドのベンチスタート。だがレシャックはその理由を次のように説明している。
「試合前の練習で再び痛みを覚えたと報告してきた。だから大事をとってスタートからの起用は避けたんだ。だがビルバオ戦では、もちろんスタメンで出場させるつもりだ。リバルドが再び痛みを訴えてこない限りにおいてだが。」
オーベルマルスの負傷具合もかなり良くなってきており、出場は間違いないところ。だがプジョーの欠場を嘆くレシャック。
「プジョーは誰もが認めるように、もっとも快調に飛ばしてきている選手の一人。我々にとっては大事な選手だ。火曜日のパナシナイコス戦に戻れることを期待している。」
そしてクライハートがカード制裁で出場できないビルバオ戦で、カンプノウを離れた場所では久しぶりのサビオラ出場も決めているレシャックだ。サビオラ、リバルド、そしてオーベルマルスのトリデンテで戦うバルサとなる。
■今日もドラマチックなバルサ
バルサという難しいクラブの特徴を、レシャックは成功と失敗が常に紙一重のところに存在しているところにあるという。
「もしビルバオとパナシナイコスに勝利すれば人々はバルサの成功と唱えるだろう。だがもしチャンピオンズのセミファイナルで負けるとすれば、人々にとっては失敗という認識になる。だがもしセミファイナルに勝利し決勝戦に進めば、それは再び成功と認識されることになる。だが決勝戦に進んでももし負けれるような事態が起きるとすれば、バルサの今シーズンは失敗と思われてしまう。我々は最後の試合に勝利しない限り、成功という言葉が生まれないんだ。それはこれまでのバルサの歴史を見てみれば明らかだろう。クラブの最大の危機は、常にチャンピオンズでの決勝戦の敗北のあとにやって来るんだ。」
パナシナイコス戦にも触れるレシャック。
「もしあの試合、我々が0−1で勝利していたら、人々は多分、ギリギリすぎる勝利だというだろう。我々は1−0で負けてしまった。そして人々は語る。カンプノウでこの結果を敗るには余りにも大きなハンディーだとね。」
■選手のコメントは気にしないレシャック
パナシナイコスとの試合後にクライハートが記者団の質問を受け「オレが監督だったら違う戦い方をしていただろう」と語ったことに対し、レシャックは別に気にはしていないという。
「彼がコメントしたことは前の方でひたすら孤立し、ボールがほとんど来なかったと言うことだ。それは確かに事実でもある。なぜなら中盤の選手が前にでていくチャンスがあまりなかったし、そのためラインとラインの間隔が広がりすぎてしまったからだ。だからオーベルマルスとクライハートは孤立したような感じになってしまった。」
そしていつものことながら、記者たちの質問には常に罠が仕掛けられているという。
「彼が孤立してしまった、と答えたあとで多分どこかの記者が『あなたが監督だったらどのような試合展開を望みましたか』ぐらいの質問をしたのだろう。よくあることさ。例えば試合に負けたあとで私に『もしこの試合を最初からやり直せるとすれば、今回と同じスタメン、戦術で戦いますか?』というような質問をするのと同じだ。負けるとわかって誰が同じ方法で戦うと言うんだ。そう、いつも記者たちの質問は罠が仕掛けられている。彼と私の違いは、そういうことに対する経験の違い。だから私はそういう罠にははまらない準備があるということさ。」
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