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2月20日
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コネッホに笑顔が戻ってきた日 「ゴールを決めたとき知らないうちに何か叫んでいた。魂の叫びとでも言うんだろうか、心の底からの喜びが叫びとなってあらわれたんだ」 眠れない夜が続いていた。何か結論のでない不可解な思いが頭の中をグルグルと走り回っていた。それはここ2か月にわたって続いていたことだ。夜中に寝返りをうち再び何かの思いに沈んでいく。朝まで熟睡できることはほとんどない2か月が続いたコネッホ・サビオラ。だがここ2日間に限って言えば、気がつくと朝が訪れている。もう何も考える必要はないし、本来の自分に戻ればいいという安心感が自然と熟睡を誘ってくれる。もう寝返りをうつ夜は終わった。自分の知っていることをすればいい、そう、ひたすらゴールだけを目指せばいい。 「バルサの選手となってからの自分の最高のプレーができた試合の一つと言っていいと思う。監督が代わってからグランドの中での自分の役目も変わった。今の自分の役目はゴールを狙うこと、そのためには完全な自由が得られていること。したがってこれまで自分がやって来たとおりの、つまり自分が知っているフットボールをすればいい。」 「誰が監督であろうと指導者の要請に応えるのが我々選手の役目。だからバンガールに自分をマークしている選手を地獄の果てまで追いかけろといわれれば自分はそうしなけれなばらない。そのことでこれまで一度たりとも不満をもらしたことはなかった。」 |
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ガッツにも笑顔が戻ってきた日 8万2千人のバルセロニスタがスタンディングオベーションで一人の選手の復帰を祝った。 3か月半ぶりの復帰。ひたすら長く、しかも暗いトンネルだった。自分の負傷から脱出するための苦労だけではなく、チームが不振に苦しんでいるのを指をくわえて見ていることしかできなかったことにイライラした100日。だがそのトンネルはすでに出口を後ろにしている。もうトンネルからは脱出した我らがカピタン。8万2千人のバルセロニスタやテレビを前にして彼の復帰を祝ってくれた世界中のバルセロニスタに感謝すると共に、そのお礼を必ず返したいと語るルイス・エンリケ。 だが試合翌日の記者会見場に現れたルイス・エンリケは自分の復帰が可能になったことよりも、何よりも嬉しかったニュースはあのマドリッドでおこなわれたと噂された“真夜中のパーティー事件”裁判が選手側勝利に終わったことだと語りはじめる。 わずか10分程度のプレーだった。それでも彼がフットボール選手として再認識できるためには十分な時間だった。身体もリズムもまだ普段の半分も出来上がっていないことは誰よりも承知している。だがそんなことはもう問題ではない。このままアキレス腱が耐えてくれれば時間の問題で身体やリズムは戻ってくる。もちろん厳しいポジション争いも戻ってくる。 |
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