3月23日

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日

LIGA 第27
3月23日 19:00
CUMP NOU
FC BARCELONA
vs
RACING

 

●招集選手(スタメン予想選手
ボナノ(ビクトル)、ガブリ、プジョー、デ・ボエル、レイジゲル、メンディエタ、チャビ、リケルメ、オーベルマルス、サビオラ、クルイベル、アンデルソン、クリスタンバール、ジェラール、ロッケンバック、ナノ、セルヒオ

●負傷中
ナバーロ、コクー、ダニ、ルイス・エンリケ、ソリン、イニエスタ

●カード制裁
モッタ


PER LA PAU !!!

いつか、そう遠くないいつか、世界の平和を愛する一般常識を持った人たちの思いが通じる日が来ると信じよう。ブッシュやアスナールや民衆党に、それぞれに相応しい制裁が加えられる日が来ることを信じよう。その日が来るまでバルセロナ市民は“戦争に対する怒り”と“平和への希望”を訴えることを続けるだろう。イラクに対しておこなわれている納得のいかない侵略戦争、つまるところ市民だけが犠牲となる侵略戦争に対し、バルセロナ市民は決して無関心ではいられない。いや、それはごく普通の一般市民だけではなく、エリートのプロスポーツ選手にしても決して無関心ではいられないことだ。フットボールの世界に生きる人々にとっても決して無関心ではいられないことだ。彼らにも“一人の人間”として意思表示をする権利がある。

市民団体や政治団体の呼びかけにより“侵略戦争反対”をテーマにした壮大なデモが今週だけでも3回おこなわれたバルセロナ。昨日も50万人を超える市民が街中をデモ行進した。“PER LA PAU”平和のために、そういう願いを持ってバルセロナ市民は街にくり出す。そして“市民のセンチメンタル”と決して無縁であってはならないバルサというクラブの根源的な存在価値を示すために、バルサも平和を取り戻すための意思表示をおこなう。それはバルサがバルサとしての原点に戻ることを意味する。何百万というカタラン人の心の支えとなった独裁政権時代のバルサ。そのフランコ独裁政権はもう過去のことだ。だがいつの時代でも、市民感情とスポーツは決して無縁であってはならない、それがバルサがバルサとして存在する歴史的なテーマの一つなのだから。

今週に入り、バルサオフィスへの電話は鳴りっぱなしという日々が続く。バルサソシオ、そして一般市民からの要求が伝えられる電話が鳴りやまない。カタルーニャの、そしてバルセロナの“顔”としてあるクラブが市民の声に耳を傾け、何らかの意思表示をすべきだという訴えだ。そしてそれに応え、今日のラーシング戦前にバルサの選手たちは3m×15mの垂れ幕を持ってカンプノウに登場してくることになる。テーマ、それはもちろん“PER LA PAU”平和のために、そう、平和を祈る訴えを世界中に呼びかけるバルサ・ラーシング戦となる。


勝利、勝利、勝利あるのみ!

厳しい現実を抱えているリーガ・バルサが戻ってきた。今日の試合はバルセロニスタにとって今シーズン唯一の明るい大きな希望となっているチャンピオンズでの戦いではない。首位に21ポイントという信じられない差をつけられているリーグ戦の試合だ。勝利、勝利、そして勝利のみが要求されているリーガ・バルサ。スペクタクルな勝利がやって来ればそれに越したことはない。だが大事なのは、そしてどうしても必要とされているのは勝利の3ポイント。その3ポイントを勝ち取るために全力をあげて戦うバルサだ。

2月22日以来、リーグでは勝利の味を噛みしめていないバルサ。オサスナ、バジャドリ、アラベス戦では負けはしなかったが同時に勝利することもできなかった。だがチャンピオンズ準々決勝への進出も対戦相手も決まったバルサはすべてをリーグ戦への戦いに集中していかなければならない。UEFA参加圏内まで6ポイント、二部降格ラインまで4ポイント、それがバルサの抱えている厳しい現実。今日のラーシング戦での勝利をきっかけとして、大きく飛躍を勝ち取ることが要求されるバルサだ。

■プジョーマンの復帰
2月26日、サン・シロでおこなわれたインテル戦でデ・ボエルとぶつかったプジョーはそれ以来5試合の不出場を余儀なくされた。だが今日、再び彼が戻ってくる。仮面を付けたプジョーマンへと変身して戻ってくる。相手選手を威嚇するだけではなく、味方選手をも気味悪がらせるあの仮面をつけてプジョーマンがスタメン選手として登場してくる。彼のグランドへの登場はあらゆる意味で同僚選手たちに影響を与えることになる。彼の気力が、彼の闘争心が、そして彼の勝利へのあくなき追求が、周りにいるすべての同僚の選手たちに浸透していく。そして今日はさらに頬骨を保護する気持ち悪いマスクまでつけて戻ってくるプジョーマンだ。

■クルイベルのスタメン
ニューキャッスル戦に出場して以来、その後の練習には参加していなかったクルイベルが試合前日となる昨日の練習に初めて参加してきた。一昨日まで38度の高熱でベッドと仲良くしていた彼だが、昨日の朝にはようやく熱が下がり合同練習に参加することが可能となった。体調はもちろん完璧とは言い難い。それでもクルイベルのスタメンは間違いないところだろう。3試合連続引き分けからサヨナラしなければならないバルサには彼のゴールが必要だ。それが例えニューキャッスル戦のようなゴールであろうと何だろうと、彼のゴールが必要だ。

■ソリンはダメ
チャンピオンズの試合には出場できないソリンにとってリーグ戦が唯一の出場可能なものとなっている。したがって週一の労働のみとなっている彼だが今日はお休み。左足筋肉の痛みがとれない彼は金曜日の練習を最後まで続けることができず、昨日の最後の練習でどのくらい回復しているかがキーポイントとなっていた。だが状態は決してよくないことが明らかとなり、今日のラーシング戦には招集されていない。チャンピオンズの試合と同じように、スーパーレイジゲルが彼の穴を埋めることになる。

■ジェラールは後半から
ニューキャッスル戦で久しぶりに元気な姿を披露したジェラール。45分間にわたってプレーを続け、復帰が現実的なことになったことを証明した。だがアンティックは大事に彼を使っていきたいようだ。3か月近くのリハビリ期間があり、しかも負傷から戻ってきては再負傷という事態を続けているジェラールだ。それだけに、今回は少しずつ少しずつ出場時間を増やしていこうということだろう。コクーのかわりのポジションに起用されるジェラールには大きな期待がかかっている。だが急ぐことはない。今日はメンディがそのポジションに置かれる。

■キーパーは誰?
スタメンキーパーはエンケではないことだけは確か。なぜなら招集されていないから。これまで通りボナノになるのか、あるいはニューキャッスル戦で好調さを披露したビクトルとなるのか、このポジションだけが試合が開始してみないとわからないものとなっている。試合前日におこなわれた記者会見で、キーパーはだれになるのかという質問にアンティックは明らかな回答をしていない。エスポーツ紙はビクトルのスタメンを予想し、ムンド・デポルティーボ紙はボナノのスタメンを予想している。

スタメン予想図>