ペレス・トリスタンテ・オリベル審判の巻

昨シーズンにはダントツの勢いで迷審判の名を勝ち取ることに成功したペレス・トリスタンテ・オリベル審判。そう、例のバレンシア・マドリ戦で後半45分にマドリ有利の驚くべきペナルティーを創造した審判であり、また、モッタの背番号を勘違いして退場にしたトンマ審判だ。果たして今シーズンはどのような迷裁きを見せてくれるか楽しみな存在ではあったのに、残念ながら一部リーグからカテゴリー落ちをくらってしまい、しかも落ちた場所の二部Aでは年齢オーバーということで、まるでドミノ倒しのように、引退というか、審判業からはじき飛ばされてしまった。それでも迷審判であったからしてすぐに彼の名が消えるというものでもない。なぜならバレンシアの株主たちが裁判に持ち込んで“謝れ!このヤロー”と彼を訴えているからだ。

300人の署名を元に裁判所に赴いたバレンシア株主たちの訴えは「あの審判はバレンシアに対して悪意ある笛を吹いた」という趣旨の元に成り立っている。裏を返せばマドリ寄り審判であり、今後一部リーグで笛を吹くことはあり得ない立場となっているものの、過去の過ちに対し「謝れ!このヤロー」という意味合いのもの。離婚訴訟、不法解雇、セクハラ訴訟など多くのゴチャゴチャした問題が持ち込まれている裁判所にまた一つややっこしい問題が誕生したことになる。それにしてもピレネー山脈を越えると、いろいろ面白いことがあるもんだ。(2004/10/10


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