8月18日



「パパ、あなたへのゴール」

 バルサ、ガンペル杯に勝利。サビオラ、カンプノウでの初ゴールを亡き父に捧げる。
 今シーズンのバルサはバルセロニスタに希望を与える。夏休み中にも関わらず多くのバルサファンが、カンプノウに集合。カンプノウでは夏のフィエスタの雰囲気で、ウエーブも登場。しかし多くのファンが期待したデランテロ・トリオは実現しなかった。

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「父に捧げるゴール」

 コネッホ、カンプノウで夢にまで見たデビュー。最初のゴールを父に捧げる。
バルセロニスタ、前半のニューバルサに満足。しかしディフェンスの問題は続く。予定されていたリバルド、サビオラ、クライハート爆発トリオは、実現せず。

●今日、バルセロナ市カップ
 エスパニョール対オリンピアコス



アンチ・ジダーン作戦

 明日のスーパカップをひかえるサラゴサの監督チェッチュ・ロホはすでにアンチ・ジダーン作戦を完了。アクーニャ、イグナシオ、ガジェッティの3人マークをジダーンに。
チェッチュ「明日の試合は大事なリーグ戦の試合と同じ気持ちで戦う」

●サビオラ、カンプノウデビューで亡き父に捧げるゴール



選手を買うには、まず売らねば

ディフェンスとデランテロの補強を迫られるレアル・マドリ。しかし補強するには、今いる選手を売るのが先決問題。サビオ、ムニティス、マッカ、ソラーリ、これらの構想外の選手を売るのが重要な課題。
 フロレンティーノ「我々のチームには左利きの選手が余っている。補強しなければならないポジションに比べ、同じポジションに何人も選手がいるということは、プランニングのまずさということだろう」

●サビオラ、ガンペル杯の大スター
 アルゼンチン人、亡き父の捧げる勝利への初ゴール


 アルゼンチンのスポーツ紙

魂の叫び

 ・ハビエル・サビオラ、カンプノウで初のゴールを決める。
 ・サビオラ「ゴールを決めた後、すべての力を振り絞って叫んだ。父に聞こえるように。」

 偉大な選手が並の選手と違うところは、ここぞというところでもっとも難しい仕事をすることだろう。何の疑いもなく、迷いもなく、19歳ながら驚くほどの落ち着きを持ったこの少年は魂の底から力を呼び出し、亡き父へのゴールを決めた。

 ガンペル杯の舞台カンプノウには、お母さんのマリーも来ていた。右に代理人のカブレーラ、左にサビオラの個人的な協力者であるディエゴに囲まれ、息子晴れの姿に涙する母。カタルーニャの空には父のカッチョの姿もあった。