8月27日



ピン・パン・クライハート

 2001−2002シーズン開幕戦、バルサは最高のスタートをきった。
シーズン最初の試合、しかも相手は2部から上がってきて期待に燃えるファンがほぼ満員と化したカシタサンチェス・ピスホアン。難しい条件がそろった試合ではあったが、クライハートの2本のゴラッソでバルサに勝利の女神が微笑む。
 レシャック「バルサはトリデンテと二人のエストレーモで戦うことができる。でも今はまだ、その時期ではない」
 クライハート「一番重要なことは試合に勝利したこと。僕のゴールがそれに役立つことができて、とてもうれしい」

●モンジュイク、勝利デビュー
 エスパニョール監督パコ・フローレスの、新しいプロジェクトによる新シーズン。さいさきのよいスタートをきる。

●動揺するレアル・マドリ
 チームにとけ込まないジダーン、やりたい放題のフィーゴ、インスピレーションのないラウール。



グラシアス! クライハート

 パトリック・クライハートの2本のゴラッソにより、バルサ貴重な勝ち点3をあげる。
 バルサ監督のレシャックは、いろいろなシステムを展開。セビージャの激しいあたりにも関わらず、試合全般を通してバルサが主導権を握る90分であった。
 レシャック「トリデンテを採用してゲームをしても、勝つときもあれば負けるときもある。要はチームバランスをとることが必要。サビオラには、試合前に説明しておいた。もし試合が複雑な状態になったら、いつでもでられるように準備しておくようにとね」

●デ・ルーカス(エスパニョール)、チームの勝利に大貢献

●レアル・マドリ
 デルボスケ、ジダーンが新たに加入した新チームがうまく機能していないことを認める



なぜ、こんなにアンチ・マドリディスタが多い?

 バレンシア戦の試合後、ジダーンはサルガードに聞いたという。
「オレはほぼ世界中のクラブへ行って試合をした。しかしマドリに来てからプレ・シーズンでいろいろなところで試合したけれど、なんでこんなにアンチ・マドリが多いんだ?」
 サルガード「オレはじきに慣れるだろうと言っておいた。ヤツはバレンシアでのファンのアンチ・マドリの雰囲気にビックリしていたようだ」
 デルボスケ「ここ最近、どこに行ってもアンチ・マドリの環境がある。以前にはこんなことはなかったのに」

●クライハート、セビージャでのゴラッソ2発

●コルーニャ、地元でバジャドリを粉砕。リーガの首位にたつ



お祭りの始まり

 2001−2002シーズンがついに開幕。第一節でのゴールは31.コルーニャが首位にたち、マジョルカはラス・パルマスに地元で思わぬ敗北。サビオラはベンチスタートとなる。

●クライハート、2本のゴラッソ
●コルーニャ、早くも首位に
●ダービーバスコ、ビルバオに軍配
●ラス・パルマス、マジョルカで爆発
●セルタ、ゆるいオサスナを簡単に倒す
●ビジャレアール、快調な出足
●タムード、デ・ルーカス、モンジュイクを興奮の渦へ
●ダリオ・シルバ、ベティス相手にマラガの逆転勝利を導く
●ルーベン・ナバーロ、ハビ・モレーノがいなくても大丈夫