9月4日



クーマン「このバルサは期待できる」

 オランダのビテッセを率いるクーマン。しかしバルセロナのこともバルサのことも彼の脳裏からは、決して離れることはない。
 「レシャックはバルサのこともフットボールのことも、すべて知っている数少ない監督の一人。2年間にわたるノータイトルが続いたバルサだが、今シーズンはバルサファンに大きな喜びを与えられるものとなるだろう。若手の補強に手をつけたのは、いかにもレシャックらしい。今のバルサには最高のプレゼントだと思う。30歳の選手に130億ペセタを払って獲得するなんてことは、まるで意味のないことだと思う」

●アルゼンチンーブラジル
 ブラジルにとって、どうしても負けられない試合となったアルゼンチン戦。両チームのベストメンバーがグランドに立つとすると、世界でもっとも高額な選手による試合となる。その額なんと1200億ペセタ。



リケルメ移籍問題、再び燃焼

 アルゼンチンのボカ関係者の発言によれば、会長のマクリ氏は明後日の木曜日にバルセロナに到着するとのこと。ボカ首脳陣によれば、ボカ、バルサ、そしてリケルメとの三者間による合意はすでになされたという。しかしバルサ側はリケルメの獲得は来年の夏が理想的と見ている。
 ガスパー「リケルメはバルサに来るだろう。だがそれは来年の話しだ」

●オランダのワールドカップ不出場
 まだ可能性がなくなったわけではないとはいえ、オランダの日本行きはほぼ不可能な状態。故障のため試合に出場できなかったフランク・デ・ブーは、バルサにとっては皮肉なことによかったであろうと推測する。
 デ・ブー「我々はみんながっかりしている。でもモチベーションがなくなったかと聞かれればノーだ。バルサの試合を通して、我々オランダの選手が、ワールドカップに出場する価値のあるものだということを証明していきたい」



スペインはUEFAから脱退?

 今週の木曜日、UEFAの総会が開かれる。議題の一つはジブラルタルを独立した連邦として認めた上で、UEFA主催の大会に出場させるというもの。もしUEFAがジブラルタルを大会に出場させた場合、スペインフットボール協会は、その大会を辞退することも考えるという。

●ジダーン、議論の的
 スペインだけではなく、今やヨーロッパ中のフットボール関係者によって議論の的と化した「ジダーン、マドリ加入」問題。マドリで成功する意見と、失敗する意見とはっきり別れている。



ディ・ステファノに勲章?

 毎年、それぞれの世界で活躍した人に捧げられる「プレミオ・プリンシペ・デ・アストゥリアス」のスポーツ部門に、レアル・マドリの名誉会長であるディ・ステファノが最有力候補としてあげられている。

●レアル・マドリ100周年に向けて
 今年クラブ創立100周年を迎えるレアル・マドリ。その準備に余念がない。昨日は新しくされた選手のロッカールームが公開された。