9月11日



チャンピオンズへのパッション

 バルサは明日からチャンピオンズリーグの戦いに入る。ここ4年間バルサはわずか1回しか「一次リーグ」を突破していない。したがって今年こそは、バルセロニスタへの借りを返す意味で何が何でも「一次リーグ」を勝ち抜かなければならない。スタートはカンプノウ。チャンピオンズでの初戦では、決して敗北をきしたことのない地元からのスタート。日曜日のラージョ戦における後味の悪さを忘れて、すべてをリヨン戦に!
 ガスパー「ヨーロッパカップは、私個人としては最も貴重なもの。マンチェスターみたいなチームと決勝戦をやって優勝したいもんだ」
 レシャック「オレはバルサに40年近くいるんだ。このカップの大事さは人一倍よくわかっている」
 クライハート「オレ達はここ何年間もバルセロニスタに借りがある。今年こそその借りを数倍の喜びにして返したい」
 アンデルソン「バイエルンでの成功をバルサで再び実現したい」

●ローマ対マドリ
 今日レアル・マドリは、地獄のローマでチャンピオンズリーグのデビュー。130億のジダーンは制裁で出場できず。もしこの試合に負けるようなことがあると、マドリは「危機」へ一直線の可能性。



サビオラ「僕は逃げない」

 サビオラは昨日の記者会見で、カンプノウでのデビュー戦が満足いくものではなかったことに失望感を表すものの、彼やクライハートのポジションに対する批判に対しては「根拠ないもの」あるいは「時期尚早」として反論。
 サビオラ「確かにラージョ戦では納得のいくプレーができなかった。僕にしてもクライハートにしても、決定的なチャンスを作れなかったことは残念なことだ。でも僕は監督の要求するポジションで一生懸命やる。そのうち監督にも僕がどこのポジションが理想的なのかということもわかってくるだろうし。リバルドの不在? 彼は偉大な選手だけれど、彼がいないときには我々ががんばればいいんだ」

●リバルド
 リバルドは自分のHPで手術の可能性がでていることを肯定した上で「だが、できるかぎり手術はしたくない。3週間の治療で完治する可能性もあるんだ。とにかく今、非常にややっこしい時であることは間違いない。ブラジルで負傷しながらプレーしたことを大きく取り上げられているけれど、バルサでもそうしてきたんだ」



この男を止めろ!

 カペーロにとって、ジダーンよりもさらに危険人物とみなされるルイス・フィーゴ。その彼が率いるレアル・マドリはいよいよ今日の午後、ローマ戦をスタートに9度目のチャンピオンズカップに挑戦する。リーガのチャンピオン対カルッチオのチャンピオン。開幕2戦を終了したところで、大いに疑問符のつくレアル・マドリ。モリエンテスは再び戦列から離れた。
 カッペロ「マドリはまだ調子をだしていないようだが、我々もたくさんの問題を抱えているんだ」

●マイケル・ジョーダン、来週にも復活宣言
 エアー神話が戻ってくる。マイケル・ジョーダン38歳、来週にも現役復活の発表をおこなう見込み。

●リバルドをめぐる、ドクター間の戦争
 バルサ医師団のメンバーであるプルーマ氏が「3週間」と言えば、医師団の責任者ボレールは「4週間」と言い、セレソンの医師団は「12日間」の負傷と発表。



窮地を迎えている二つのビッグチーム

 チャンピオンズリーグの初日、ローマ対マドリの二つのビッグチーム同士の対決となった。けが人を多く抱えるローマもさることながら、リーガで1勝もしていないレアル・マドリ。130億のジダーンは制裁中であり、去年の100億の男フィーゴの出番となる。

●リバルド
 セレソンでのリバルド負傷問題にさらに新たな問題。当初3週間とみられていた期間が、ここにきて手術をしなければいけない可能性がでてきた今、その期間は2か月から3か月になるという。