9月14日



リバルド、リハビリ開始

 リバルドは今日からブラジルでのリハビリに入る。バルサ、ブラジル双方の結論で、ブラジルでの3週間にわたるリハビリが続く。だがリバルド問題がこれで終わったわけではない。バルサのスポーツ・ディレクターのパレイラが「リバルドが回復してからの最初の試合は、バルサとしてのものでなければならない」と発言したのに対し、セレソン監督のエスコラリは「次のチリ戦に間に合えば、彼はバルサでデビューしていようがいまいが召集する」と反論。
 エスコラリ「セレソンの状況を考えて欲しい。生きるか死ぬかの状態なんだ。しかもリバルドのような選手がもしプレー可能な状態であったら、召集するに決まっているだろう」

●オーフェルマルス「土曜の試合にはでない」
 バルサ医師団はすでにOKとしながらも、当人のオーフェルマルスが首をたてにふらない。いまだに試合にでられる状態ではないという。だがチャンピオンズ初戦となる火曜日のフェネルバッチェ戦には是非でたいという。



期限付きリバルド

 先日おこなわれたバルサ・セレソン医師団による手術回避の結論は、一部で伝えられたような双方の完全な合意のもとの結論ではないようだ。まずバルサとしては手術が一番いい解決方法と主張。だがリバルド当人とセレソン側がこれを否定。結局バルサ側が折れ、セレソン側が費用をもつ形でブラジルでリハビリをすることに同意。だが条件として、もし2週間以内に良くならなければ、バルセロナに帰ってくることを要求。その時の状況次第で、手術をおこなう可能性も捨てていないという。

●再びジダーン問題
 明日のベティス戦に復帰するジダーンは、デルボスケにとって頭の痛い問題となってきた。ローマ戦での選手を繰り返したいデルボスケ。だが政治的に、ジダーンをスタメンから絶対はずせない。



ニュージェネレーション

 現在のスペインスポーツ界において最も輝き、将来を期待される4人の若者。
カシージャス(フットボール)
エリアス(バイク)
フェレーロ(テニス)
ガソール(バスケ)
 イーケル・カシージャス、20歳にしてすでにレアル・マドリとセレクションの絶対スタメンを勝ち取る。トニ・エリアス、125ccの若きパイロット。フェレーロは22歳になった、コパ・デイビス優勝の立役者だ。そしてガソール。21歳の若者のNBAでの冒険がいま始まる。

●リバルド、ブラジルへ
 リバルドが3週間のリハビリをおこなうために昨日ブラジルに帰国。またオーフェルマルスはフェネルバッチェ戦には復帰可能。



アンチ・フランス代表

 11月11日に予定されているフランス対オーストラリアの親善試合にフランス側が多くのスター選手を召集しようとしていることに対し、マンチェスター、アーセナル、チェルシーが自分のところの選手を貸さないと公式に発表。これに続いてマケレレ,ジダーンなどがいるレアル・マドリや、トゥラン、トレゼゲのいるユーベも加わり、選手の代表への貸し出しを拒否している。

●レアル・マドリ、1千億予算
 今月の23日に発表されるレアル・マドリの2001−2002のクラブ予算は、スペインフットボールの歴史における最高の金額、1千億ペセタとなることが判明した。