9月22日



サビオラ、君の出番だ!

カンプノウでの公式戦初ゴールを狙うサビオラ。そしてそれを心待ちにする多くのバルセロニスタ。
今日のテネリフェ戦(21時スタート)はサビオラにとって2週間ぶりのスタメン出場となる。フェネルバッチェ戦で見せたクライハートとの理解度の高いプレーが、今日の夜も再現なるかどうか。
レシャック「サビオラがベンチスタートすることが多いのは、誰がチームを仕切っているかをわからせるためではないよ。そうじゃなくて、彼を徐々にヨーロッパフットボールに慣れさせるためだ。」
クライフ「サビオラは気に入っている。プレッシャーを必要以上にかけないで、少しずつならして使っていくのがいいと思う。」

●リバルド
ブラジルはチリ戦のメンバーにリバルドを召集。だがリハビリ後の最初の試合はバルサが優先権を持っている。来週にもバルセロナに帰ってきてバルサドクターによる最終チェックを受けるリバルド。早ければソシエダー戦、あるいはマジョルカ戦に登場することになる。

●ロベルト・カルロス
ロベルト・カルロスの年俸引き上げ作戦第一回目は失敗に終わった。昨日のバルダーノとの交渉後、ロベルト・カルロスは怒りに狂った表情でベルナベウを後にし、一切のコメントを避けた。



サビオラ・クライハート+9人

ハビエル・サビオラ、パトリック・クライハート、恐怖のデランテロコンビが今日カンプノウに戻ってくる。プレシーズンでの試合と共に、フェネルバッチェ戦で見せたこの二人の絶妙なコンビネーションプレーが再びバルセロニスタの前に登場する。今日のテネリフェ戦は、リーガ過去2試合の悪い雰囲気を一掃するのに絶好のチャンス。
レシャック「サビオラはチームにとって重要な選手の一人であることはもちろんだ。バルセロニスタが彼のプレーを心待ちにしているのもよくわかる。だが彼の登場によって生まれる必要以上のプレッシャーが心配だ。ここまで多くのプレッシャーに耐えているサビオラだが、彼にすべての責任を負わせてはならない。カンプノウでのスタメンを試していきながら、徐々にプレー時間を増やしていきたい。」

●ボナノ
バルサでの活躍により、ボナノのアルゼンチンセレクションへの復帰が実現するかもしれない。昨年の11月以来セレクションから離れているボナノ、今日発表されるメンバー表を心待ちにしている。

●ロベルト・カルロス、心はすでにマドリから離れる
年俸引き上げに必死のロベルト・カルロス。彼はラウル、フィーゴ、ジダーンの10億コンビの仲間になる資格が十分あると思っている。だが昨日のバルダーノとの交渉は役に立たなかった。交渉後、親しい友人に「ワールドカップが終わったら、マドリとはアディオスだ」と語る。



強迫観念

どん底からはい上がるために「勝利」が必要なレアル・マドリ。フロレンティーノ・ペレスとバルダーノの心配をよそに、デルボスケはもしエスパニョール戦に負けたとしても「どうってことはない」と言い切る。だが平静を装うデルボスケにも心配事は耐えない。「政治的」な加入選手ジダーンはストレスで3キロも痩せたとうえ、スタメン選手の多くの負傷者。そして昨日のロベルト・カルロスの年俸交渉失敗から予想される彼の反乱。デルボスケに悩みはつきない。

●バルダーノ対ロベカル
年俸10億トリオ(ジダーン、フィーゴ、ラウル)に入る価値は十分あると信じるロベカル。だがバルダーノは年俸の引き上げ作戦にはのってこない。彼の契約は2005年までだから契約が切れる2年前の2003年に交渉の場につけば十分と解釈。

●リバルド
ブラジルでリハビリに励むリバルドのペースが上がってきた。セレソンドクターによれば来週にもリバルドはバルセロナにもどる予定。



ラウル「メレンゲは自分の人生」

誰からも愛されるラウル。そのラウルがASの独占インタビューに答える。
「スペイン人のほとんどがマドリディスタと言ってもいいと思う。1994年にマドリの選手としてデビューして以来、年ごとにマドリファンが全国に増えてきているのがわかる。試合をするために各都市へ移動する際に、いかにマドリディスタが多いか実感させられる。ほとんどの人が我々に親近感をもつように、子供達のほとんどはマドリディスタといっていいんじゃないだろうか。」
(注・このくだらないインタビューは延々と続きますので、これだけ。)

●サビオラ、スタメン
今日のアラベス戦(注・今日はテネリフェ戦です、ASの皆さん!)にスタメンが期待されるサビオラ。