10月1日



信じられない!

リバルドは今日の夜、1試合も出場することなくブラジルへ向かう。水曜日のマジョルカ戦、土曜日のコルーニャ戦には当然のことながら欠場となった。
ブラジルでリハビリをしていたリバルドの発言によれば、復帰後まず最初の試合はバルサで、ということであったにも関わらず、結局1試合も出場することなく、4日間のバルセロナ滞在を済ませ母国セレソンの待つブラジルへと向かうことになった。

また11月7日に予定されているボリビア戦にもリバルドは出場することになるだろうから、その試合の3日前に予定されているマドリ戦も欠場の可能性が濃くなった。

リバルド「ガスパー会長とはもう話しをしている。彼は僕には罪はないと言ってくれた。」

●リーダー、チャビ
試合を重ねるごとにチームリーダーとしての風格を増してきたチャビ。ソシエダー戦では、アップアップ状態のバルサを救った。
「相手チームが本格的にプレッシャーをかけてくると、どうも我々のボールを支配があやしくなってくる。いつも後半になると同じパターンになっているのがいい証拠だ。もちろんそれらのことは改善しなくてはならないけれど、楽勝の3ポイントも苦戦の3ポイントも価値は同じだからね。」



リバルド、ブラジルへ

リバルドは復帰後の最初の試合をバルサではプレーしないことになった。最初の試合はバルサでというのは、スポーツ・ディレクターのアントン・パレイラを始めレシャック、当人のリバルド、そしてブラジルフットボール協会が認めてきたものである。今日の夜セレソンに合流するためブラジルに戻るリバルドは、マジョルカ戦はおろかコルーニャ戦にも出場しない。そしてカンプノウでおこなわれるチャンピオンズリーグのリヨン戦ぎりぎりに、バルセロナに来ることになる。

バルサの正式表明「我々はFIFAの定めるルールに従うしかない。ナショナルチームへの合流は試合5日前とうたわれており、リバルドのブラジルへの出発を許可した。」

●土曜日のコルーニャ戦
リバルドの欠場に加え、アンデルソン、ココもナショナルチームの試合に呼ばれている。これらの選手に加えコクーもバン・ガールによって召集されそうだ。



犯人はロサーノ!

レアル・マドリ対バジャドリ戦で、審判の笛のマネをして口笛を吹いたのはロサーノだった。
このコロンビア人の名人芸である「審判の笛に似せた口笛」が、マドリのディフェンスをまるで銅像のように立ち止まらせ、バジャドリの同点のゴールの原因となった。ロサーノは口笛なんか吹けないと否定するものの、練習の合間によく聞かれる彼の口笛は有名だ。
ロサーノは素晴らしいフットボール選手であると共に、多芸な役者でもある。その芸の一つがバジャドリの1ポイントにつながった。

ロサーノ「口笛を吹いたのがオレだって? でもオレは口笛なんか吹けないよ。ほ・ん・と・」

●マヌエル・パブロ、6か月
昨日のコルーニャ対セルタ戦で負傷したパブロは試合後に手術され、全治6か月とみられる。
ジオバネラ「もし可能なら彼の代わりになりたい。今日はフットボール選手として最悪の日となってしまった。今まで誰にもケガさせたことなんかなかったのに・・・」



ベティス、首位に!

まさにベティススタイルの試合展開だった。苦しみ、もがき、戦い、最後には審判に試合終了のホイッスルを要求するような、試合展開。コルーニャ、セルタが引き分けたことにより、苦しみ抜いた試合には立派な賞品がついていた。第五節にして首位となったベティス。これからも苦しみ抜いた戦いが待っている。

●デルボスケ
思わぬバジャドリ戦の引き分け試合にも関わらず、デルボスケは余計な言い訳をさがしてはいない。正直に現状を分析したところで、今のマドリは決して悪くないと言い切る。