10月13日



ジェオバンニ、あるいはサビオラ?

ジェオバンニかサビオラか。左右に開くか、トリデンテにかけるか。明日のカンプノウでのバレンシア戦における、レシャックのアイデアはどちらだろうか。

レシャックは明日の試合に、完全な体調とはいえないながらもジェオバンニを召集する考えだ。リヨン戦でも完調ではなかったものの、45分間プレーしたジェオバンニ。彼はもちろんバレンシア戦でも90分間プレーすることはできないだろう。しかも来週の水曜日に控えているレバクーゼン戦にも影響を与えかねない。ジェオバンニを温存することがあれとするとサビオラのスタメンの可能性が強くなる。クライハート、リバルドとのトリデンテだ。

●クリスタンバール、ダニ、ジェラール
レシャックに明るいニュース。クリスタンバール、ダニ、ジェラールの復帰が時間の問題となってきた。早ければ水曜日のレバクーゼン戦に間に合う模様。一方、アンデルソンの回復は思ったより遅れており、水曜日の試合に間に合うかでどうか微妙な感じになってきた。



リバルドの2つの希望

リバルドとバルセロニスタの関係は、いつも相思相愛というわけにはいかない。それは彼がバルセロナにやってきた4年前からいつもそうだった。そして昨日リバルドは、再びバルセロニスタに「理解」を要求している。

「バルセロニスタは、他の選手の誰よりも僕に要求がきつい。リヨン戦でも例外ではなかった。でも僕はロボットではないし、一人でプレーしているわけでもないんだ。うまくいくときもあれば、ダメなときもある。もう少し、長い目で見て欲しい」

バルセロニスタに「我慢」を要求するリバルド、もう一つの希望はバレンシア戦で自己100ゴールを決めることだ。リーグ戦ですでに99ゴールをマークしているリバルドは、今シーズンのリーグ戦で唯一出場したセビージャ戦ではゴールを達成できなかった。明日、再びそのチャンスがやってくる。



ジダーンが欠けたマドリ

昨日レアル・マドリは、メディアを一切シャットアウトして練習をした。だがそこにはジダーンの参加は見られなかった。彼はグループと離れたところでの軽いランニングをしていたのだ。原因は食あたり。今日のアラベス戦にはロベルト・カルロスと共に、不参加となった。

デルボスケ「アラベス戦では、ここ何年間か我々にはいい結果がでている。試合そのものもマドリだけではなく、アラベス自体も非常に良い試合をしている。今日も我々に少しだけの幸運があれば、勝利できると思う」

ラウル「フエラでの勝利を飾りたい。ジダーンもロベルト・カルロスもいないけれど、我々の選手層は厚いことを忘れてはいけない。しかもカンテラもがんばっているし」



レシャックはマドリがお好き

アルゼンチンの”クラリン”紙の質問の答えているレシャック。その質問は「あなたにとって、理想的な11人の選手」というもの。この質問にレシャックは4人のマドリ選手をピックアップしてチーム構成している。そしてバルサからはわずか2人の選手しか選考していない。レシャックにとっては「ドリームチーム」を選考するにあたって、マドリもバルサもないようだ。彼の選考した11人の選手は次の通り。

トルド、サネッティ、ネスタ、デブー、ロベルト・カルロス、ベロン、ジダーン、ギッグス、リバルド、フィーゴ、そしてラウル。

この”クラリン”紙の質問に対し、デルボスケ、カッペロ、トラッパトーニは回答することを拒否している。