10月17日



グループの首位をかけて!

バルサは今日の夜、レバクーゼン戦での勝利によって同ポイントながらもゴールアベレージによる、グループ首位をを狙う。もしこの試合に勝つことになれば「ほぼ確実」に第二ラウンドへの出場権が得られる大事な試合。

一方、昨日の練習で再び痛みを訴えたリバルドは、試合直前のテストにより出場するかどうかが決まる。もしリバルドが出場するとなると、サビオラ、クライハートとの”トリデンテ”となり、もし欠場するとなるとジェオバンニが彼の代わりにスタメンとなりそう。

レシャック「最終戦のトルコとの試合が、第二ランドへの出場をかけたものにならないよう、今日の試合にはどうしても勝ちたい。勝利が義務づけられた試合といってもいいだろう。レバクーゼンはバレンシアによく似たチーム。派手さはないものの、非常に効率的に戦って来るチームだ。しかし我々はすでに向こうでの試合で、少なからず彼らの戦いぶりのレッスンは受けている。その経験が今日いい形ででてくればよい。とにかく、試合内容より3ポイントが必要な試合だ」



決定権はリバルドに

今日の試合に用意された”トリデンテ”の一つが壊れ、欠けようとしている。試合が始まる直前までリバルドが出場するかどうかは、ミステリーの世界となる。

昨日の練習で何本かのシュートを試みたリバルドだが、突如として左足裏側に痛みをおぼえた。したがって今日の状態いかんではリバルドは試合欠場となる可能性がでてきた。いずれにしてもリバルドが最終的な決断を下すことになるであろう。

チャビ「レバクーゼンは我々にとって、グループ首位を争う直接的な相手。今日の1勝は貴重なものとなる。ドイツでの試合では前半のリズムを維持して戦えば、圧倒的に我々が有利となった試合。あの試合をちゃんと総括して今日の試合に役立てたい」



ヨーロッパに敵なし

昨日のアンデルレヒト戦での勝利により、マドリは第二ラウンド進出を決定させた最初のクラブとなった。これまで4試合を経過したところで負けなしの12ポイントを獲得。ヨーロッパには敵なしの本領発揮のマドリだ。だが、忘れてはならないこと。それは、マドリは今シーズン二つの顔をもっているということ。一つはヨーロッパでの「新幹線」と化し、グラスゴーでの決勝戦に向け走りまくるマドリ。そしてもう一つは、国内での「貨物列車」としてリーグ戦をノロリノロリと進むマドリだ。

デルボスケ「次のステップへむけての貴重な3ポイントを獲得できたことに非常に満足している。前半は我々の思うようにプレーできた良い試合展開だった。だが後半に入って少しリズムが落ちてきたのが残念。まあ、それでも目的の勝利を得たのだから満足していいることにかわりはない」



ブルッセルでは「良いマドリ」登場

昨日のアンデルレヒト戦の前半、レアル・マドリの試合展開は素晴らしいものだった。ワンタッチフットボールを繰り広げボールを支配し、チームブロックとしてもまとまりを見せていた。
「なぜヨーロッパ戦ではこうなのだろうか?」
ベルギーリーグのチャンピオンであるアンデルレヒトは、スペインリーグではせいぜい中盤の位置にランクされるだろうということは別として、選手の意気込みの違いをあげなければならにだろう。リーグ戦とは違う姿勢を見せるマドリ。とにかくヨーロッパには敵はいないようだ。