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12月25日
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ガスパー、4つの質問に答える
なぜ、新加入選手がうまく機能しないのか? 解決方法は? どのような根拠でリーグやチャンピオンズが勝てるというのか? あなたの責任は? 2002年における「補強選手」 リバルド ルイス・エンリケ アンデルソン |
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ストイチコフの現状分析
エスパニョール戦のバルサを見て、俺は恥ずかしくなった。あの試合にでたバルサの選手は、間違いなくアスールグラーナの血が流れていないな。試合内容そのものも恥ずかしいものだったけれど、そのことが俺をいっそう恥ずかしい思いにしてくれた。ヤツらはエスパニョール相手のダービー戦がどんなに大切なものかわかっていなかったんだ。俺に言わせれば、マドリ相手のクラシコより大切な試合だと言うのに。俺はマジにそう思う。ダービー戦はカタラン人にとって最も大切な試合なんだ。だがバルサの選手がそれをわかっていなかったというのが俺には悔しい。 2点をとられたのはしょうがないとしよう。デブーに関してはしゃべるのも無駄なことよ。あれはボナノが悪かったんじゃない。すべてあのオランダ人の責任だ。まあ、いいか。そう、それよりも惨めに思ったことは、何故あんなにゴールチャンスが少ないかと言うことだ。信じられない。ディフェンスとかデランテーロの問題じゃないことも明らかだ。すべて中盤が悪いことから起きるんだな、こういう点がとれない試合展開というのは。 あの試合の主人公は何といてもタムードだった。バルサのディフェンスは1人のオランダ人をのぞいてそれほど悪くはなかったと思う。それよりもタムードを誉めるべきだろう。それほどテクニックはないものの、闘争心、集中力、根性、やる気、そしてゴールを決めてやるんだという気迫は、バルサの11人の選手のそれを合計しても彼には勝てなかった。 バルサに関して言えば、ココはそれなりに、もちろん限界のある選手だけど、良くやっていたと思う。だがね、許せないのは交代させられる時に、反対側のラインから出たことだ。あれはやってはいかんのだ。不愉快であろうが、怒っていようがバルサの選手はあれをやってはいかん。他の選手に対する影響っちゅうもんがあるからね。俺でさえ、ああいうことは絶対しなかった。俺は代えられる時はいつも不愉快だったけど、ココみたいなマネはしなかったよ。俺は頭にきているときは、監督とも握手はしなかったし挨拶もしないで、直接ベンチに向かうだけだった。あいつはバルサの何たるかをまだわかっていないな。ここはミランみたいな小さいクラブじゃないんだ。もし、交代させられることが不愉快だったら、イタリアへ帰ればいい。 オーベルとジェオバンニはずいぶんと後ろに下がってプレーしていたような気がした。あれじゃ、カウンターアタックの姿勢じゃねえか。ヤツらはレシャックの言うことを理解していたんだろうか。もっとレシャックの意図をちゃんと理解すべきだ。俺はレシャックに関してはよく知っている。彼は一生懸命やっていると思うよ。でも選手があれじゃな。 現状打開作戦は、レシャックやアレサンコがもっともっと選手たちに対し厳しくすることだ。もし選手がコーチ陣の期待に応えないんだったら、何という名前の選手だろうがパージだ。間違いなく俺はスタメン選手と思いこんでいるグータラな選手どもに、代わりはいくらでもいるんだということをわからせてやらなくてはいかん。ビジャレアル戦を思い出すがいい。リバルドがいなければダメなバルサといわれながらも彼抜きで勝ったじゃないか。レシャック、アレサンコ、厳しくいこうぜ! |
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