1月8日
|
|
|
|
|
メンバーが揃った!
レシャックはこれまで何回も繰り返して語っているように、スタメン選手を試合ごとに変更するのがは好きな監督ではない。ここまで何回か「理想的な11人」を模索してきたコーチ陣だが、一昨日のサラゴサ戦を戦った11人が今後の基本的なチームになりそううだ。 レシャックが見る現在のプレーヤー 「ロッケンバックとジェオバンニの問題はクラブが決めること。私は個人的に彼らと話し、遅れてきた理由を聞いた。いずれも納得できないものではあったけれどね。しかしプロであるのだから、もしミスをしたらその代償を払い、それで問題は解決だ。サラゴサ戦に呼ばなかったのは練習時間が他の選手より少なかったという理由だけだ。制裁はクラブがすればいいことで、私は関係ない。次の試合にはもう練習時間もたっぷりとれるから彼らは呼ばれるだろう」 「リバルドがクリスマス休暇後に最初にしなければいけないことは、ドクター立ち会いのもとでの精密検査だった。ところが1月1日にはドクター連中が仕事ができないということで、リバルドには2日に来れば良いと言ってあった。それだけのことさ。リバルドがこの時期にしなければいけないことは、とにかく体調を100%にもっていくこと。彼はなんといってもフットボールの好きな選手だから、ほっとけばいつまでも練習してしまうし、試合に出さないと怒りだす選手なんだ。だから我々コーチ陣がしっかりコントロールしないとまずい。休むことをしらない選手だからね」 「クライフはもちろんバルセロニスタの1人だ。だから彼に望むことは、チームがうまくいかないときにこそ応援して欲しいということだ。彼とは我々が解任になったとき以来、深い話しをするチャンスがない。私は彼と話をするのに問題はないし、彼も同じだと思う。今は全然連絡を取り合っていないことは確か。でも何かの時に合えば挨拶はするし、個人的な問題は一切ない。お互いに時間がとれないという事情が、こういうギクシャクした関係の一因となっているんだろう」 |
|
|
ストイチコフは語るのだ
ついに楽しんで試合を見ることができた。スペクタクルな試合と言えば、まあまあそうかも知れないけれど、そんなことより選手たちの気迫がうれしかったねえ。まるですべての選手が最後の試合かのような気分でやっていたのがこちらにも伝わってきた。いつもああやればいいんだ。簡単なことなんだな。もともとレシャックが抱えている選手の実力というものには何の問題もないはずなんだ。みんな代表選手なんだからな。サラゴサ戦で見せたような気迫と闘争心がいつもプレーにでてくれば、リーガ制覇はもちろんチャンピオンズでの優勝だって夢じゃにと思うよ俺は。 だがね、ここで考えなければいけないのは、あくまでも再出発のスタート地点に立っただけなんだ、まだ。わかるかな。いい気になっちゃあいけないよ。これからの試合がもっともっと大事なんだ。そこで忘れてならないのが、あの試合でのセルジとプジョーの活躍だな。特にセルジはヤツがチームに加わってきた最初の年を思わせるような働きだった。チャンピオンズリーグでの準決勝でガラタサライ戦にいきなりデビューしたんだセルジは。そしてその後のオポルト戦で、俺に2本の素晴らしいセンターリングをよこした。もちろん俺は両方とも決めたけれどね。まあ、いいんだ俺のことはどうでも。とにかくセルジにしては久しぶりの完璧な試合だったと思う。 まだまだチーム総体としてみれば完全ではないけれど、少しずつ改良していけばいい。例えばボールが相手にいっているときには、チャビとかガブリがもっともっとプレッシャーをかけて相手を追いつめていくとかね。 サラゴサ戦は、ちょうどフィエスタの日とぶつかったこともあり、カンプノウが椅子席ばかり目立った試合になってしまった。家族サービスだとか、街を離れているバルセロニスタが多かったんだろうが淋しい光景だったな。選手も一生懸命やっているんだから、ソシオもがんばんなくっちゃ。次のセビージャ戦にはたくさんのソシオが来て欲しいな。カンプノウをいっぱいにするぐらいに。そしてバルサに力を送る。そうすればすべてが可能なんんだバルサは」 |
|