1月10日


     

カタルーニャ対ブラジル

正式発表はまだされていないものの、セレソン関係者やカタルーニャ代表関係者によればカタルーニャ対ブラジルの親善試合がほぼ決定的になったようだ。予定されている日は3月26日、カンプノウとなる。
セレソン監督ルイス・フェリッペは昨日次のようにブラジルメディアに語っている。
「ブラジルフットボール協会は、ワールドカップまでに6回の親善試合を予定している。今のところ内定しているのは3月のカタルーニャ代表と4月のポルトガル戦だけだ」

チリ代表との親善試合が終了して間もなく、カタルーニャフットボール協会の会長であるジャウメ・ロウラが密かにブラジル関係者と連絡をとっていたのは確認されているが、フェリッペ監督の発言が正しいものだとすると近いうちに正式発表となることは間違いないだろう。
もしこの試合がおこなわれるとすると、カンプノウでは99年4月28日におこなわれたバルサ相手の試合に引き続いて2回目のブラジル代表の試合となる。


サビオラに特別メニュー

「サビオラの体力増強2年計画」が始まった。他の選手との合同練習以外にも個人的にこなさなければならないサビオラ独自のメニュー。バルサ医師団が制作したこのプランによれば、一日約1時間の、主にジムでの体力作りが特徴的だ。これはかつてグアルディオーラが成長期にあったときにもおこなわれた特別プランで、若手のホープであるイニエスタはすでにこの特別メニューを実践し始めている。


キケ・アルバレスを買い戻せ

クライフのほぼ最後の年にバルサでの一部デビューをかざったキケ・アルバレス。彼は現在ビジャレアルでプレーしているが、来年のレシャック構想の中に彼が入っている。デブーやアベラルドの年齢的な問題からも、若手のディフェンス選手の加入が期待されておる。キケ・アルバレスはすでに5年近い経験も積んでいることもあり、バルサに戻ってくる可能性が強まってきた。またビジャレアル側としてはキーパーの補強をはかりたいこともあり、バルサBのビクトールとの交換もあり得そうだ。


ダニとドゥトゥエルの行き先を探す

レシャックプランの中からはみ出してしまっているダニとドゥトゥエルに対し、バルサ理事会はかなりのプレッシャーをかけている。冬の移籍マーケットが終了するまでに、この二人に来ているいくつかのオファーを受けるように促している。
シーズン開始当初からレシャックの態度は明らかだった。もしこの二人に興味あるオファーが来たらいつでも受けて良いと申し渡してある。だがダニ、ドゥトゥエルと共に、あくまでもバルサに残る意思が強く、これまで試合に出場の可能性がないまま残留という形になっている。
これまでダニは49分間プレーしたのみであり、ドゥトゥエルにいたっては1試合にも出場していない。スポーツ・ディレクターのパレーラは、早急にもこの二人との交渉に入り今後の問題を検討する予定。


●アルフォンソ、デビューか
昨日から新しいチーム、オリンピック・デ・マルセーユで練習を開始したアルフォンソ。今週の土曜日のおこなわれるバスティア戦にデビューを果たすかも知れない。

●オーベル、負傷
今年に入って午前と午後に分けて2回の練習をおこなっているバルサだが、昨日の午後の練習でオーベルが右ヒザを故障し、途中で練習を引き上げた。今日にも精密検査がおこなわれる。

●レイジンハー、風邪
ここのところ風邪をひいて完全な形で練習をおこなっていないレイジンハーが自分のウエッブページで語っている。
「早く風邪を治して試合にでたい。今年は少なくとも去年よりはいい年になって欲しいと思う。レシャック監督とは先日話した。彼は私を信頼しているという。とにかく体調を戻して、試合にでたい」

●デブーの延長契約
バルサ側は1年、デブー側は2年の延長を望んでいる。来週中にも最終的な交渉にはいると思われるデブーの延長契約問題。デブーは最低2年の延長でなければ受けないとはっきりと言う。