|
1月22日
|
|
|
|
|
再びメレンゲ規律委員会の登場
パトリック・クライハート。いまだに己をコントロールできないオランダ代表選手。ラージョ戦での試合中、そして試合後も審判に対し暴言を吐いたパトリック。彼には、思いがけない制裁が待っている。 フェルナンド・セケイラ、ホセ・ソモーサ、アルヒミロ・バスケスによって構成されるメレンゲ規律委員会による会合が今日の午後に開かれる。そのメインとなるテーマはラージョ・バルサ戦の審判を務めたバスケスの試合後の報告書だ。 規則によれば、審判に対する暴言は2種類の制裁項目がある。一つは審判に対し「軽蔑的」な発言をした場合で、1試合から3試合の出場停止処分となる。もう一つは、前者より重いもので、暴言を何回も繰り返したり、過去において同じような行為をおこなって処罰されたことがある場合である。このケースの場合、制裁期間は4試合から12試合とされている。 だが彼への処罰問題の検討はこれだけでは終わらない可能性がある。「メレンゲ規律委員会」あるいは「ビデオ規律委員会」という俗名で知られるこの競技規律委員会が、もしラージョ戦で試合の最中にテレビカメラに写された一つのシーンを検討するかどうかによって、さらなるクライハートへの制裁が決まる。そのシーンとはラージョ側ゴール付近でのクライハートとデ・キンターナ選手との小競り合いシーンで、お互いにボールが存在しないところでのラフプレーがおこなわれたものだ。このプレーは最近おこなわれたバレンシア対マラガ戦で、マラガのロメーロ選手がバレンシアのアヤラ選手におこなったラフプレーと酷似しており、彼には4試合の出場停止処分が科されている。 ラージョ戦から24時間たった昨日、クライハートはバルサのオフィスに出頭し自らの誤りを認めた上でクラブに謝罪している。それを受けてクラブはスペインフットボール委員会に謝罪の手紙を送った。 クライハートのこれまでの罪状 |
|
レシャック、選手たちを非難
ラージョ戦でのあまりの不甲斐ないプレーに怒り狂っているレシャック監督。昨日の練習前に選手を集め、声を荒げ選手たちを1人1人非難した。 ラージョ戦での思わぬ敗北にレシャックは堪忍袋の緒が切れた。練習前の選手たちとのミーティングは短かった。だが緊張した空気が流れる中でのレシャックの激しい言葉がロッカールームに響く。レシャックを始めとするコーチングスタッフが出したラージョ戦での敗北の総括。それは選手たちがグランドで示した闘争心の欠如であり同時にプロ精神の欠如ということだ。 「試合前にすでに勝ったような気分になっていた。まだ90分の厳しい戦いが待っているというのにだ。試合前に選手たちに何回も繰り返したにも関わらずだ。この試合は難しい試合になるだろうってね」 昨日のレシャックの言葉は厳しい。表情もそれに負けず厳しいものがあった。それはクラブ関係者から彼の元に届いている、選手たちのプライベートな生活の報告書のせいもある。それによれば何人かの選手の夜遊びが活発になってきているというものだった。 「お前たちはプロ選手なんだから、自由時間は好きなことをすればいい。だがその行為が他の選手の迷惑になるような結果を生み出すものだったら、もちろん我々は容赦しない。あえて名前は言わないが、個人個人で反省しなければならない」 レシャックの怒りは当然のことだろう。選手たちも非難をじゅうぶん受けなければならない立場にある。だがレシャックの責任はどうだろう。例えば、昨日のミーティングは18分で終わった。それは良い。だがラージョ戦でスタメンで出場した選手たちの練習時間も同じくたったの18分だ。そして10分間ほどジムで汗を流して終わりだった。唯一、スタメンで出場したプジョーだけが、控え選手たちとの1時間半の練習に個人参加していた。そして今日は、そう今日は練習はおこなわれない。 |
|
●アベラルド、ついに練習に合流 昨年の3月から練習には参加できなかったアベラルドが、昨日ついに合同練習に参加してきた。時間は他の選手よりも短かったうえ、練習リズムももちろん同じとはいかないものの、これで何事もなければ彼の練習参加は続くことになり、時間を見ての本格的合同練習となりそうだ。 ●リバルド、バルサで引退を望む ●ジョルディ、明日の試合で100試合出場 ●ゼンデン、チェルシーでも控え |
|