1月26日


    

スタメンの変更

今週はマドリッドからのスキャンダルニュースに振り回されたバルサだが、明日はオサスナ相手の重要な試合が待っている。これまでの事をいっさい忘れて勝利の3ポイントを得ることが義務づけられたバルサだ。

義務づけられたのは勝利の3ポイントだけではなく、レシャックにはスタメンの変更がまず最初に義務づけられている。これまでサラゴサ、セビージャ、そしてラージョ戦と同じスターティングメンバーで戦ってきたバルサだが最低二人の選手変更を余儀なくさせられている。ラージョ戦で今シーズン5枚目のイエローカードをもらったプジョー、そして審判に暴言を吐いたとして1試合の出場停止処分をくらったクライハート。彼らの代わりにグランドに登場するのは、レイジンハーとオーベルマルスの二人だ。そしてガブリに代わってロッケンバックのスタメンも予想される。

これまで負傷さえしていなければスタメン出場が間違いなかったプジョーに代わって入るレイジンハーは、今シーズン初のスタメン出場となる。クライハートの代わりに入る可能性が一番ありそうなのがオーベルマルスだが、ジェオバンニということもあり得る。いずれにしてもリバルドは、再びメディアプンタの位置に下がることになるだろう。そして中盤ポジションの変更もあり得る。これまでスタメン出場が多かったガブリに代わり、ロッケンバックを右の位置に持ってくるだろう。ディフェンスに関しては変更はなさそうだ。アンデルソンはまだ試合に出場できる体調ではないし、アベラルドはまだまだ時間が必要。


ファンは許さない!

レシャック監督と選手たちは明日の試合でバルセロニスタがカンプノウに戻ってくることを期待している。だが、現実は厳しい、彼らが予想している以上に厳しいのだ。

バルサソシオ、シンパ、バルサファンクラブ、これらの人々は一般的にマドリッドからのニュースを信じていないようだ。だがすべてのバルセロニスタは、ラージョ戦での敗北を許したわけではない。最下位に位置していたラージョに負けた最大の「戦犯」は選手たちにあると理解するバルセロニスタ。クラブに対するイメージを落としたあの敗北を忘れてはいない。明日のカンプノウの観客席は、すべての要求を満たしたものになるかも知れない。最もラジカルなファンは「白ハンカチ」どころか「白いシーツ」を用意してくるかも知れないし、多くの選手攻撃の垂れ幕も準備されているだろう。だが北ゴールや南ゴール裏に陣取るバルセロニスタのように「バルサがすべてに優先」と考えるファンたちは、何がおころうと90分間にわたってバルサを応援するだろう。いずれにしてもバルサの選手たちは、試合開始と共に起こるであろうブーイングの嵐に耐えなくてはならないことはまちがいない。


●サビオラ、チャビ「明日は試合だ」
サビオラ
「この1週間は非常に難しいものとなってしまった。でも良い意味で考えれば、我々選手間にさらなる団結ができたような気がする。明日の試合でソシオの人たちがどのような反応をするか僕にはわからない。でもいつものように僕たちを応援してくれることを期待する。」

チャビ
「我々の中ではマドリッドから伝わってきたスキャンダルなニュースはもう過去のこと。彼らが何と言おうと僕には同じことさ。真実は我々が知っているんだから。いずれにしても大事なのは明日の試合。勝利のみがこの難しかった1週間を静めてくれることになると思う。」

●バルセロニスタ、ベッカムを歓迎
イギリスから伝わってきたベッカムのバルサ移籍の関心の噂。これを受けたバルセロニスタは彼に対し好感をもっているようだ。昨日おこなわれたアンケートによれば80%のファンが、ベッカムの移籍を望んでいる。

●アベラルド、残留か移籍か?
今年の6月でバルサとの契約が切れるアベラルドの契約延長の可能性について、色々なメディアが推測している。あるメディアによればバルサ側は彼の契約を延長しないことに決定したと伝えたが、バルサ側はこれを強く否定。5月に最終結論をだすように考えているという。

●一番新しいソシオ
ジェラール・アロージョス。先週この世に誕生した彼は、2時間後にはバルサソシオとなった。ソシオ番号108,413の一番新しいソシオである。おめでとう!