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1月29日
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レシャックに最後通牒!
ガスパー会長はレシャックの「進退伺い」を拒否し、レシャックの続投を命じた。だがレシャックの将来は、これからおこなわれる2試合の結果次第でもある。 昨日の夜におこなわれたバルサ理事会のメンバーによる定例会合で、バルサ首脳陣はレシャックの続投を確認した。だがもちろん条件付きの続投である。これからの2試合、つまりテネリフェ戦とソシエダー戦での好結果が最低限の条件だ。もしこの2試合で望まれる結果が得られない場合、レシャックの将来は非常に厳しいものとなるだろう。 ラージョとオサスナ戦での敗北と、マドリッドから伝わってきた「真夜中のパーティー」の噂がレシャックに対する信頼感を失わせることになった。特にパーティーの噂は、証拠がいっさい示されていないにも関わらずクラブにとって大きなダメージとなっている。そしてチーム成績の悪さは言うまでもない。この段階でバルサがリーグ戦順位9位にいるというのは79−80シリーズ以来のことだ。 カンプノウでのオサスナ戦での敗北後、ガスパーのリアクションは早かった。レシャックの「進退伺い」に対し、即座にそれを拒否している。だがそれは彼にとって当然のことであったかも知れない。なぜなら去年の夏にガスパー自身がレシャックをバルサの監督として選んだのだから。レシャックの辞任はガスパー計画そのものの失敗を意味する。それも2年間で300億を使ってのガスパー計画の破綻である。オサスナ戦後の記者会見場に現れた彼の表情は今までになく厳しかった。暴力行為にあったジャーナリストに、そしてソシオに謝罪をしなければならなかったガスパー。24年間のバルサ理事会メンバーとして、いま一番難しい時期を迎えようとしている。そして交代要員として考えられる3人の監督候補。 アンティック、メノッティ、そしてシュステル。 |
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選手はレシャックを支援!
バルサの選手たちはガスパーが決意したレシャック続投を良いニュースとして受け止めている。だが同時に、もし好結果がこれから出ないのであれば状況の変化も当然あるだろうと理解している。 選手を代表して、パトリック・クライハートとマーク・オーベルマルスがレシャック支持の発言をしている。彼らはすべての選手の「罪」を認めたうえで、今こそ全員が一丸となって戦っていかなければならないと訴える。 クライハートは語る。 そう、クライハートの言うことは基本的に正しいだろう。監督の責任ではなく彼ら選手の責任であるということ。それは正しい。だが記者会見場で聞かれる「我々が一丸となって」という言葉が、なにゆえグランド上で見られないのか。クライハートは続ける。 「世界が終わったわけではない。だが非常にヤバイ状況であることもわかっている。それは先日のカンプノウでのソシオの反応を見れば一目瞭然だ。でももしこれから2、3試合続けて勝つような状況を作ることができれば、ソシオは我々のところに戻ってくると思う。」 一方オーベルマルスもレシャックを信頼する一人だ。この状況を乗り切るキーポイントとならなければならないのはフットボール選手、つまりグランドに登場する11人の選手だとオーベルマルスは語る。 彼らの言葉は、そして監督を助けようする思いは、非常に美しい。だが我々バルセロニスタは、記者会見場でのこのような美しい言葉を何回にわたって聞いてきただろうか。これらの言葉が、行動としてグランドで実現されることが最も大事なことであるというのに。彼らが本気でレシャックを助けたいと思うのなら、グランドでそれを示さなければならない。 |
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●今日、レリダ戦 カタルーニャカップ準決勝がレリダ相手におこなわれる。この試合に臨むに当たってレシャックはすべてのプレー可能な選手を召集している。また2部からモッタとダニも呼ばれた。 ●アベラルド、今日ドクターOK ●デブーの延長契約交渉はストップ |
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