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3月1日
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みんなの意見 |
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サビオラ リーベル時代を振り返るサビオラ。彼のいた元クラブでは、はっきりとした11人のベースとなる選手が決まっていた。しかしバルサとリーベルでは選手層が全然違うので、それは参考にならないという。だがいずれにしても、バルサには何らかの変化が必要だと思うサビオラだ。 |
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ココ ミランのカンテラ育ちであるココは、もちろんイタリアフットボール界に詳しい。子供の時からイタリアンスタイルで練習した彼にとって、イタリア方式の練習とバルサのそれを比較することはそれほど難しいことではない。 「どちらが良いかということは別として、ミランとバルサでは練習方式がまるで違う。ミランでは練習時間も長いし内容もだいぶ違うように思う。ここではほとんどおこなわれないけれど、あっちでは練習の大半の時間を戦術的なことやセットプレーに費やすんだ。でもバルサは違う。ここではほとんどの時間がボールを使っての練習。ボールをどのようにキープし、いかに早く回し、どのくらい少ないタッチで相手にわたせるか、つまりそういう練習がメインなんだ。」
そしてサビオラと同じように、スタメン選手の継続性がないことも確かなことだと認めている。 |
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バルセロニスタ エスポーツ紙もムンド・デポルティーボ紙もそれぞれのウエッブページでバルセロニスタ相手のアンケートをとっている。ここではエスポーツ紙に掲載された結果を取りあげてみる。 マラガ戦におけるバルサの戦い方はどのようなものであるべきか。それはもちろんバルサらしい攻撃的なフットボールを展開しなければいけないという答えだ。そしてキーパーはレイナをはるかに越えてボナノを要求している。そして理想的なディフェンスはココ、アベラルド、アンデルソン(負傷中)、プジョーとなっている。また中盤はルイス・エンリケを筆頭にチャビ、モッタの名前があがっている。デランテーロはもちろんトリデンテ(サビオラ、クライハート、リバルド)の起用だ。 ●バルサのキーパーは誰がいいか。 ●バルサのディフェンスは ●中盤の選手は ●デランテーロは |
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歴史の教訓
これまでバルサの長い歴史において、キーパーに関する論議が途絶えたことはない。他のいかなるクラブよりも、バルサのキーパーにのしかかるプレッシャーは大きい。常に攻撃なフットボールを目指してきたバルサにとって、一般的に相手クラブの攻撃回数は少ない。その相手の少ないチャンスにも常に集中力を研ぎすまされることを要求されるバルサのキーパー。 1994年、アテネでのチャンピオンズリーグ決勝戦の敗北した結果、帰りのバスの中でクライフにクビを言い渡されたスビサレッタ以来、バルサには本格的なキーパーが登場していない。スビサレッタ以降、バルサのゴールを守ってきたキーパーは8人にものぼる。だが誰一人として、チームの要請に応えるキーパーのとはなれなかった。 スビサレッタのあとを継いだブスケ。アンゴイ、ロペテギを控えに押しやり2年間にわたり正キーパーを務めた。その後クライフの解任と共に、ロブソン政権下では「世界一のキーパー」と前評判の高かったビトール・バイアが加入。だが彼は典型的なプレッシャー負けをする。そしてその翌年に監督に就任したバンガールは控えキーパーとしてヘスプを獲得。バイアの不運はシーズン開始当初からの負傷といことにより、ヘスプがいきなりのスタメン選手となった。だが残念ながら、ヘスプはあくまでも普通のキーパーにすぎなかった。良くもなし悪くもなしのバンガール時代を送ったあと、セラフェレールはドゥトゥエルを獲得する。 バルサの悲劇は、このドゥトゥエルにしろアルナウにしろ、あのヘスプさえ越えないレベルの選手だったことだ。しかも悪いことにプレッシャーに対する強さがこの二人に欠けていた。むしろヘスプの方がその意味では優れていたかも知れない。そして現在、レイナとボナノを抱えるバルサ。今のところカンテラ育ちのレイナも、アルゼンチン代表のボナノも、決してバルセロニスタを満足させることができていない。 |
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