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3月17日
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FC.BARCELONA - R.MADRID 1 - 1 |
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反撃、そして・・・1ポイント
それは両チームにとって大して意味のない引き分けであり、1ポイントの獲得だった。この結果により、バルサが完全に沈んだかというとそうでもない。そしてマドリが首位戦線にくい込んでいるかというと、それもそうではない。今日バレンシアが勝利すれば単独トップでマドリは3ポイント差とされてしまう。だが例年のように、カンプノウを埋めた10万ソシオはクラシコをクラシコらしいものにした。 ■前半はマドリによるゲーム支配とコントロール ■中央突破攻撃の難しさ ■選手のキャラクター |
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試合のキーポイント
1.ジダーン、トリデンテに勝利 2.決定力にかけた7番 3.クライハートとソラーリ |
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バルセロニスタの慰め
「ここではマドリに勝たせない!」 何年振りの応援風景だろうか。前回のフィーゴに対するブーイング騒動は別として、バルサを90分間にわたって応援し続けたカンプノウの観衆。騒々しくもあり、お祭り騒ぎでもあった。前半のマドリの攻撃でほぼ2点目が決まりかけた時に、この試合だけは悪くても引き分けにしなければならないと思った多くのバルセロニスタ。彼らにとって引き分けという結果がリーグ優勝にどれくらい響くかということは関係ないことだった。 カンプノウに垂れ幕が現れた。 |
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●チャビ 引き分けは我々はもちろん、マドリにとっても良い結果ではない。この結果に一番喜んでいるのはデポルティーボとバレンシアだろうね。個人的に言わせてもらえば、ゴールを決められたことやスタメンで出場できたことが嬉しい。だがもちろん一番嬉しいことはチームが勝つことだ。あのゴールは自分の前に誰もいなかったんで、運試しという感じで打ったんだ。これでリーグは難しくなったけれど、一生懸命やるだけ。」 ●ココ ●ロッケンバック ●ボナノ |
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勝利への意欲と、厳しい現実の差 それはまるで、一人で死ぬのは嫌だから他人を道連れにするような、そんな感じの結果となった試合だった。バルサにとって昨日の結果はリーガ制覇への可能性から大きく後退したことを意味していた。だが同時に、マドリにとってもその目的からの後退を意味することになった。この結果を誰よりも喜んだのはバレンシアとデポルティーボだ。 ■タイトル獲得はユートピア ■二つの顔を持った試合 |
試合のキーポイント 1.チャビの復活 2.最低のトリデンテ 3.不完全燃焼ラウール 4.神経質だったセサー 5.新鮮な空気を送り込んだロッケンバック |
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レシャック「引き分けはしょうがない」
レシャックが試合前に語ったこと。 そして試合後に語ったこと。 もう誰もレシャックを信用していないのは明らかだ。ひょっとしたらバルセロニスタ中のバルセロニスタである彼自身も自分を信用していないかも知れない。 彼はバルサの監督であって、評論家ではないことをまだ認識していないかのようだ。そして誰も疑わない彼のバルセロニスタの心、それが監督でも評論家でもなく、一人のバルセロニスタとしての発言もおこなう。 |
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