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3月20日
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GALATASARAY - FC.BARCELONA 0 - 1 |
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バルサ↑、ローマ↓ レシャックは決勝リーグへ、そしてカペーロは・・・。地獄のガラタサライで勝利したバルサは、単に決勝リーグに進めただけではなく、グループの首位として進出。悲観主義が蔓延していたバルセロニスタに大きな喜びが贈られた。 ■ガスパーの長い1日 ■レシャックのアイデア オーベルマルスがレシャックの期待通りの活躍をしたのと同じように、その期待に応えたのがアベラルドだ。彼が出した結論は完璧だった。新しいシーズンの開始直後には、いつも新加入選手の影響でベンチスタートと噂されてきたアベラルド。だが毎年のようにその噂を吹き飛ばし常にスタメン出場を勝ち取ってきた。そして昨日のプレーで証明したもの、それは彼はいまだに最高のディフェンダーということだ。約1年ぶりの90分にわたっての試合。だが疲れを見せるどころか、常にリーダーシップをとってディフェンス陣を励ましていた。 この日の試合はレシャックにとっても多くのバルサの選手にとっても、チャンピオンズでは最後の試合となるかも知れないものだった。レシャックは自分のアイデアを貫き通してこの重要な一戦を戦おうとしていた。あまり受けの良くない、特にバルセロニスタには受けの良くない戦法、だが勝利することを唯一の目的として、彼は自分のアイデアと共に死のうとしていた。そのアイデアは「相手に攻撃させる」というものだった。 ■そして、結果が出た 我々はもう3月の中旬を迎えている。リーグ戦は残り8試合というところまで進んでいる。だが我々はこの段階に来てまでも、バルサがどのようなチームなのか理解できないでいる。ある日はエストレーモを使い、ある日は4番をベンチに置くバルサ。ある日曜日は4番なしにトリデンテが出場し、昨日の試合では4番+1人のウイング、そしてトリデンテはいない。これの意味するところは、レシャックはいまだに「理想的な11人」のイメージを作り上げていないということだろう。この状態で一つの試合に勝利することができても、タイトルを獲ることはできないと断言できる。 それにも関わらず、我々は「今度こそは」という希望を抱くだろう。だがその希望が現実となるためには神の助けが必要だ。ガスパーやレシャック、そしてすべてのバルサの選手が神に祈らなければならない。クバーラの回復に神の手助けが必要なように、今のバルサにも神の強力な手助けが必要だ。 |
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試合のキーポイント
1.アベラルドの復帰 2.ロッケンバックの復帰 3.3人のセントラール 4.惨めなガラタサライ 5.集中力の勝利 |
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おとぼけルイス・エンリケ リバプール戦の再来のように、自分から交代を申し込んだルイス・エンリケ。試合終了まであとわずかという時だった。痛みに耐えられない感じでグランドに倒れ込み、手を振って交代を要求したルイス・エンリケ。誰しもが最悪の状態を想像した。だが試合後、ルイス・エンリケはこともなげに語っている。 |
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