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4月13日
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お誕生日おめでとう、プジョー! 24の背番号をつけたプジョーが今日24才の誕生日を迎える。彼の夢の一つであったワールドカップへの参加はほぼ手中にできた。そして彼の最大の夢、チャンピオンズに優勝すること、それもあと3試合残すだけとなった。だが彼の今日の願いはアラベスに勝つこと。明日のカンプノウでのアラベス戦に勝つことが今のところ最も大きな願いである。 カルラス・プジョー、カタルーニャの街を歩けばどこにでもいそうな青年だ。サラゴサでおこなわれたバスケットヨーロッパカップでバルサが負けたときに涙し、ウエンブリーでの勝利で地元の広場に夜中までくり出して大騒ぎした、典型的なバルセロニスタの一人。その典型的なカタラン人でありバルセロニスタであるプジョーが今日24才の誕生日を迎えた。 体の中に流れる血は多くのバルセロニスタと同じアスールグラーナ。そしてやはり多くのバルセロニスタがそうであるように、バルサが負けた日の夕食はとらないプジョー。だが彼はもはや単なるバルセロニスタではない。韓国・日本ワールドカップに呼ばれることが唯一確かなバルサの選手であり、もちろんバルサの中では数少ない11人のスタメン確実な選手でもある。そして毎日必ず誰よりも早くカンプノウの練習にかけつけ、誰よりも遅くカンプノウをあとにするプジョー。カンテラ育ちの上に、ルイス・エンリケのような熱いハートを持つ彼はすでにバルセロニスタのアイドルとなっている。 昨日は再びスペイン代表に選ばれた特別な日だった。それでも彼は何事もなかったかのように、今日の練習にも他の選手よりは1時間早くカンプノウに着いているだろう。毎日一人でおこなうジムでの体力作り。軽く1時間汗を流したあとで、他の選手との合同練習に参加する。1時間半の練習が終わり、シャワー室に向かう選手と離れ彼はマッサージ室へ。ここでも1時間はマッサージを受ける。彼の強靱な体力の秘密は、持って生まれたという資質以外のものによる。常に健康に気をつけ、体を痛めたあとはマッサージによってそれを取り去る日常生活が、彼の体力維持の基本だ。 カルラス・プジョーは1999年10月2日、21才になってからのデビューだった。相手はバジャドリ。バルサの監督バンガールが彼にチャンスを与えた。そしてそれから1年後、2000年11月15日、スペイン代表選手としてデビューする。バンガール率いるオランダ代表とカマッチョ率いるスペイン代表の試合だった。そして今日まで、バルサではもちろんスペイン代表でも外すことのできない貴重な選手の一人となっている。 彼の夢はチャンピオンズに優勝すること。そして今日の願いは明日のアラベス戦に勝つこと。そう、多くのバルセロニスタの「夢と願い」と同じものを抱えるカルラス・プジョーだ。フェリス・クンプレアーニョス、セニョール・プジョー! |
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バルサ、マドリに制裁金
カンプノウでおこなわれたチャンピオンズ準々決勝のパナシナイコス戦、ベルナベウでおこなわれたバイエルン戦でのそれぞれの不祥事に対し、UEFAが両クラブに対し制裁金を課している。 ■カンプノウ だがこの事態を重く見ているバルサ首脳陣は、ユーロクラシコでの試合にはゴール裏に網を張ることも考えているようだ。1か月以内の「再犯」には厳しい処分が考えられることもあり、できる限りの予防処置をとる考え。 ■ベルナベウ |
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●ドゥトゥエル、ベンチ入り ●セルジ、練習開始 |
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