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5月5日
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FC.BARCELONA - ESPANYOL 20:00 CAMP NOU |
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カンプノウへ行こう!
1.今日はソシオの投票日 2.最後の応援を! 3.レシャックにアディオス! バルセロニスタの心に染みこんだ深い傷跡が癒される時間もなく、今シーズンもっとも大事な試合の一つが今日カンプノウで戦われる。しかもエスパニョール相手のカタランダービーだ。リーグ戦2試合残すのみの段階となり、一つのミスも許されないバルサ、リーグ順位では楽な位置にいるエスパニョール、したがって彼らにはいっさいのプレッシャーはない。バルサに勝利すれば大きな喜びをファンに与えることができるだろうし、負けても何も失うものがないエスパニョール。だがバルサはもし負けでもしたら、来シーズンは屈辱的なUEFAカップ参戦クラブとなる。バルセロニスタにとっても、もちろんクラブの誇りとしても、そしてさらにクラブの経済的問題からも許されないことだ。 今日はバルサにとってカンプノウでの今シーズン最後の試合でもある。決して誉められることは何もしていないバルサだが、バルセロニスタは例年のように、あるいは例年以上に選手やクラブの期待に応え応援を続けてきた。特に大事な試合では決してクラブを見捨てることなく、多くのバルセロニスタがカンプノウに足を運んできたではないか。今日の勝利が大きな喜びとはならないであろうが、ほんの少しの満足感を与えることには役立つかも知れない。多くのバルセロニスタが持つ不満感は当然ながらすべてのクラブ関係者にむけられるものだ。クラブ首脳陣、コーチ陣、そして選手たち。その責任者の一人であるレシャックは、この日がカンプノウでの最後の試合となる。そして何人かの選手にとっても今日が最後の試合となるだろう。 |
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●メンバー予想 |
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クラブ内部をえぐるレシャック
レシャック「我々の敵は内部にいる。遠くまで敵を探しに行く必要もない。我々自身が我々を難しくしてしまっているのだから。それは別に今日始まったことではないし、昨日始まったことでもない。昔から、それもかなり昔からのことさ。例えば今あなたはクラブ体制内に入っていないとしよう。そう例えば今のバルサはガスパー体制だ。ソシオの選挙で民主的に選ばれた会長だ。そういうあなたは立場がどうであれ、バルサを愛するならばクラブを助けていかなければならないのが普通だ。だがここの人間は違う。野党だとか現体制反対組織を形成して、まるで今の体制が崩れるのを望むような行動をとるんだ。具体的にはチームが負けることを望む連中さえ出現してくる、ここがバルサの難しいところなんだ。クラブ内で実務についている人物だけじゃなくても、ソシオまでがそうなんだから。もし私が来シーズン監督をしないことになったら、どのような立場にいようがクラブがうまくいくことを望むだろうと思う。そして多くの『現体制』に入れない人もクラブを助けるような行動をとって欲しい。批判をするなら破壊的なものではなく創造的なものをして欲しい。」 ■もっともなレシャック発言 ■40年クラブにいるレシャック |
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●セルジ、手術を決意 最終的にセルジが出した結論は手術に踏み切ることだった。左足首の負傷について、これまで二つの可能性をドクター・プルーナから提示されていたセルジ。一つはごまかしごまかし治療していきながら回復を待つ方法。もう一つはリハビリ期間が長くなるものの、完全な形で回復が期待できる手術。セルジの悩みはもし手術を選んだ場合、最後のチャンスとなるであろうワールドカップへの出場が絶望視されることだった。だがここ何日間にわたって真剣に考えてだした結論は、思い切って手術をして来シーズンに備えることだった。彼の手術は明日か明後日にもおこなわれることになる。いずれにしてもこれでセルジのワールドカップへの出場は不可能となった。 ●ココ、大事にはいたらず ●サビオラ、ワールドカップ参加への可能性 |
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