7月1日

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この優勝をバルセロニスタに!

このセレソン5回目の優勝を自分の家族と友達に捧げたい。そして同時に、バルセロナとカタルーニャの僕を信じてくれた人々、苦しいシーズンを戦ったバルサの同僚の選手たちと一緒に祝いたい。自分が世界一の代表の選手の一人になったということは、バルサの選手の一人が世界一のタイトルを獲得したということだから。

4年前にもう少しのところで世界チャンピオンになるチャンスがあったにも関わらず、我々はフランスに負けてしまった。自分の年齢を考えればこれが最後のチャンスとなる可能性になるかも知れない。だからこの優勝は本当に嬉しい。幸運の女神が我々に微笑みかけてくれたことに感謝している。

今シーズン、多くのケガに見舞われながらも常にプレーするために練習に励んできた。それでもスペイン国内を始めブラジル国内でも多くの批判が生まれたことを知っている。事実を知ることなしに批判する人々に何を言ってもしょうがない。だから自分は沈黙を守ってきた。だが会長のガスパーが語ったように、負傷中のユーロクラシコの際にも自分は試合出場を申し出た。だがレシャックの答えはノーだった。レシャックは僕の将来を危険にさらしてまで出場させる気はないという返事だった。それでも自分としては、負傷が悪化するという危険を犯してでもマドリ戦には出場したかった。

もしバルサファンの人が、リバルドはワールドカップのことしか考えていなかったと思っているとしたらそれは間違いだ。僕はどんな負傷のときでも、痛み止めや何らかの緊急処置をして試合出場を可能にしようとしてきた。それは多くの人々がすでに知っていることだと思う。それにも関わらず一部のメディアで『リバルド、ワールドカップに向け調整』という記事を見たときはショックだった。

このワールドカップが始まる前から自分の将来は明らかだった。バルサとの契約をまっとうすること。そして可能なら契約期間を延長すること。来シーズンに向けて練習が始まる最初の日には間違いなく僕はバルセロナにいるだろう。来シーズンは自分のすべてをかけたシーズンとしたい。もちろんバンガールが考えるポジションで一生懸命がんばる用意がある。

バルセロニスタの人々にこの優勝を捧げます。
Rivaldo Vitor Borba Ferreira