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8月11日
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デビューを夢見る3人の”新人” バルサの選手としてデビューする可能性まで、あと72時間を残すだけとなった3人の”新人”選手。デビューの舞台は地元カンプノウであり、しかもチャンピオンズ予備選という非常に大事な試合である。バンガール第二次政権の補強選手として選ばれた3人の選手、リケルメ、メンディエタ、そしてエンケはデビュー戦をいまかいまかと待っている。 2002−03シーズン開始におけるテストはすでに終了した。これからの試合はもう練習試合ではなく結果を要求される本番となる。すでに3人の”新人”は心の準備は万端と自信を持って語る。3人の中でエンケは一番最初にチームに合流してきた選手だ。そしてメンディエタとリケルメは約2週間遅れで合流を果たしている。そう、彼らの「新生活」はまだまだほんのわずかな時間しか経過していない。だがそれでもすでに新しい生活の場での夢は膨らむばかりだ。噂に聞いていた世界に誇るスタジアム、カンプノウでのプレーを夢見る3人の選手たち。 エンケは語る。 リケルメもカンプノウに感動する一人。 新しいクラブでの新しい仲間と、新しい監督のもとでの新しいシステムの新生活。これまでバンガールは彼らが少しでも早く新しい環境に慣れるように、プレステージでは彼らを可能な限り起用してきた。もちろん100%の理解を勝ち取ってきているわけではない。それでも非常に順調にここまで来ていることを認めるバンガール。そのバンガールが最優先事項として獲得したメンディエタはこの3人の中でもっとも犠牲的な精神を要求されるポジションにおかれている。右サイドラインに沿って下から上から、要するに右ラインのすべてを走り回ることを要求されている。 メンディエタは語る。 この3人の新加入選手を含め、すべての選手が3日後に控えたチャンピオンズ予備選に向けて着々と準備を進めている。とりあえず今シーズンもっとも大事な試合となるバルソビア戦。この段階での敗退はシーズン開始後にも重く引きずっていくことが予想されるだけに、どうしてもカンプノウでの圧倒的な勝利をものにしチャンピオンズへの参加を決めてしまいたいところだ。少なくとも今日の段階までで言えることは、この3人の中でスタメンが約束されているのはわずか一人だけ、それはメンディエタだ。これまでの練習試合を通して、試合ごとにバンガールシステムのなくてはならない駒の一つになってきているメンディエタ。ディフェンスたちへの援助もさることながら、ゴールに絡む貴重な働きを見せている彼はバンガールにとって最重要選手となっている。 エンケとリケルメ。彼らにはまだ時間が必要とされるようだ。特にリケルメの場合、負傷という不運があったものの、新しいポジションにどれだけ慣れてくるかがキーポイントとなっている。バルセロニスタによってもっとも期待がかけられているリケルメ、それは飛行場での彼の歓迎風景を見るだけで明らかだ。 |
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●アンデルソン、バルセロナに ●ビクトールとナバーロの契約見直し ●トラショーラス、将来を考えてる最中 ●バンガールの孫はすでにバルサソシオ
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