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11月8日
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とってもハッピーだね! 親友の一人であるイバン・デ・ラ・ペーニャにプレゼントされた十字架のペンダント。昨日おこなわれた記者会見にあらわれたプジョーの首にはもちろんそのペンダントも一緒だ。彼にとっては非常に嬉しい記者会見であっただろう。待望の「契約更新」が現実となったこともあるし、そして何よりもこうして記者会見場にあらわれて延長契約に関しての質問が飛んでこなくなるからだ。そう、プジョーは自分のことに関してしゃべるのが苦手であり、また好きでもない。お金の話題も好きではない。好む話題、それはバルサに関することだけだ。 いつものように誰よりも早くカンプノウにやって来たプジョー。彼は練習開始時間の1時間前にやって来て一人ジムでの肉体強化運動をおこなう。契約更新が済まされた昨日も普段と同じプジョー。そして練習もいつものように人一倍気を入れてやっていたプジョーだ。そう、ここまでは普段とまったく変わらない普通の日だった。だが練習後に開かれた記者会見は普段のものとは同じとはならない。契約更新がなった翌日の記者会見場。あふれんばかりのカメラマンとジャーナリストが今か今かとプジョーの登場を待っている。 「土曜日は大事なビジャレアル戦です。」 そう語るプジョーだが、延長契約の問題が解決するまではかなりの時間がかかったことも事実だ。だがこれまで1回としてプジョーや彼の代理人であるラモン・ソストラスの口からクラブ批判の声は聞かれなかった。プジョーにとってこの延長契約の問題は、金の問題というよりは正当に彼のことを評価して欲しいということだけだった。 レアル・マドリの100周年記念試合に招待されたプジョー。だがガスパーが語ったように彼はベルナベウにはいかないだろうと語る。 この契約で注目される「違約金未設定」という、前代未聞の契約方法についても当然ながら質問が飛ぶ。これはガスパー会長の意向なのか、あるいはプジョーの意向だったのか。 カルラス・プジョー、この延長契約が切れる2007年には29歳となっている。だがこれが彼にとってバルサとの最後の契約とはならないことをすべてのバルセロニスタが望んでいるのは間違いない。次にプジョーとバルサによって結ばれる「新契約」、それはプジョーがプロ選手として引退するまでのものとなることを期待しよう。 |
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とってもアンハッピーだね! マドリメディアも認めるように、マドリ会長のフロレンティーノとラウルの間にはすでに分厚い障害物があるようだ。もう何か月にもわたって直接顔を合わせたことのないこの二人。したがってもちろん二人の間で会話など存在しない。 これまで何回も表面化されてきたフロレンティーノとラウルの対立。それが大きくなる度に両者が否定してきているものの、この両者による不協和音は関係者の間では既成の事実でもある。ラウルのわがままな行為、もちろんフロレンティーノが語る「ラウルのわがままな行為」それは彼だけが肖像権をクラブに与えていないことが大きな理由となっている。これまで加入してきたすべての大物選手、ペセテロ、ジダーン、ロナルド、彼らの肖像権はクラブ側にすでに売られている。それがそもそも契約条件であったのだから自然な成り行きだ。だがラウルとの肖像権譲渡をめぐる長い交渉は、すでにかなり前にストップしてしまっている。 「世紀のごますり」により経済的にどうにか救われた「世紀のクラブ」レアル・マドリだが、すでにその資金は底をついてしまっているようだ。ペセテロ、ジダーン、ロナルドの加入のさいに必要となった違約金の支払いもさることながら、スター選手の高額な年俸も大きなネックとなっている。25歳のラウルの年俸は手取り840万ユーロ。税込みとするならば1500万ユーロ以上の年俸だ。彼の契約は2005年6月に終了する。そしてフロレンティーノが彼に提案しようとしている延長契約の条件は、この年俸の半額(手取り420万ユーロ)というもの。もちろんラウルは承諾しない。 9月にメディアを騒がせたフロレンティーノのオフレコ発言。それは次のようなものだった。 もちろんラウルにマドリを出る意思はない。これだけの年俸を支払うクラブが他に存在するわけがないことを彼は知っている。とりあえず2005年まで、そう契約が切れるその日まで、ラウルは会長が何を言おうとマドリに残ることになる。だがその先のことは誰にも、当のラウルにしてもわからない。 |
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