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1月11日
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チャンスを逃すな! ジェラール・ロペス、バルサのカンテラとして育ちアラベスでその価値を認められ、バレンシアでプレーすることにより世界的に評価された選手。そしてそれらの出来事はアッという間に過ぎていった。彼がまだ20歳にもなっていない時期に、アッという間に時間が過ぎていくことになった。気がついてみれば生まれついてのクラブに戻ってきていることになったジェラールは、いまだに爆発を見せていない。一つのアクシデント、レクレアティーボ戦の試合前にガブリとクリスタンバールが負傷するというアクシデントが彼のスタメンという状態を生み出した。チャンスを逃さないぞ、ジェラールは明日のマラガ戦もセントラールとしてプレーすることになる。 新しいポジションでのプレーということなのに、あなたやバンガールにとってはそうでもないようですね。 監督はどうだか知らないけれど、自分にとっては目新しいものでもなんでもない。したがって監督がもっと早くあのポジションでの自分の可能性を信じていたのなら、もっと前の試合でセントラルに起用されてもよかったと思っているぐらいだ。もしバルサの監督がこれまで自分が所属していたバルサでのいくつかのカテゴリーの監督だったら、もっと早く自分を起用していたと思っている。カデッテカテゴリーの時の監督であるジョアン・ビラだとか、フベニールカテゴリーの時のマルティネス・ビジャセカだとか、あるいはバルサBの時のフアンデ・ラモス監督時代にセントラルでプレーさせられているからね。 もっと前に起用すべきだったというのは、例えばバジェッカスでの試合などですか? そう、例えばバジェッカスの試合もそうだし、これまでの多くの試合もそうだ。ディフェンスの選手が負傷やアクシデントなどで絶対数が足りないときが多くあったし、相手チームが高さを得意とするデランテロを用意して戦ってきたときの試合なんかもね。ヘディングの強さやあたりの強さを買われて自分はバルサの下のカテゴリーでセントラルをやらされた。だからそれを知っている監督の下だったらもっと早く起用されたと思う。ガブリが一時的にセントラルに起用されたことがあったけれど、個人的には彼は非常に良いプレーをしていたと思う。でも高さに関しては自分の方があのポジションにはあっているだろうと思っていた。そう、ベンチの中でね。 どこでプレーするのが好きですか? 自分の一番自然なポジションはダブルピボッテの一人となるポジション。つまりディフェンスの前にいて、自由に攻撃に参加できたり、相手のボールを奪いに行けるポジション。バレンシアではそのポジションで35試合に出場した。自分でも納得いく内容だったと今でも思っている。でも残念ながらバルサでは一度もチャンスをもらえなかったポジション。 メンディエタ、ジェラール、ファリノス、キリーという4人の選手が素晴らしい中盤を構成していましたね。 それぞれがお互いを理解して固いブロックを作ることに成功した時期だね。もちろんクーペルの仕事を評価しなければならないと思う。バンガールも良い監督だと思う。そしてクーペルとバンガールは共通点が非常に多い監督だという気がしてきている。セットプレーの練習に時間を費やしたり、肉体強化のトレーニングも決して怠らない監督たちだ。そして選手たちに対しては常に直接的に対応する監督でもある。 ピボッテであれセントラルであれ、バンガールに自分の起用を要請したことがありますか? 何回もある。自分の考えではこの試合には自分がピボッテとして活躍できる試合だと思ったときや、セントラルとしてじゅうぶんにやっていけると思った試合などの時にね。試合そのものがうまく運ばれていないときも監督に自分の起用を要請したこともある。でもチャンスは訪れなかった。少なくとも継続性のあるチャンスは自分にはまわってこなかった。 今シーズンでバルサに戻ってきてから3シーズン目になります。あなたを効率的に活用していないのではないかという思いはありますか? これまでの監督たちにじゅうぶん信頼されていたというと嘘になるだろうね。それは自分の不運にも関係あることだと思っている。これまで大きな負傷なんか一度もしたことなかったのに、バルサに戻ってきてから2回の大きな負傷をしてしまった。いろいろなことが考えられるだろうけれど、いずれにしてもバルサに戻って来たことを後悔なんかしていない。経済的にはもっと多くのものを保証してくれるクラブがいくつかあったけれど、バルサに戻れることに比べればそんなことは小さい問題だった。何といっても、自分の家に戻ることができたんだから。 マドリにあってバルサにないもの、あるいはバルサにあってマドリにないものは? まずマドリにあるものはスター選手だろう。ジダーンやロナルド、ラウルというスター選手。でも2年後の、そう、遅くても2年後のバルサにはリケルメとサビオラという二人のスター選手が約束されている。そしてバルサにあってマドリにないもの、それはカンテラ組織の重要性と内容だろう。これからフットボール界は経済的に苦しい時期をむかえると思う。でも我々バルサはカンテラ組織を持っている、それも確実に育っていく若者を擁するカンテラ組織がね。これが我々の強みだと思う。 |
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●俺は控え選手ではない 「俺が控え選手かって?、自分をもし誰かの控え選手として感じたとき、その時はフットボールをやめる時だ」 シーズン開始当初はルイス・エンリケとポジション争いをさせられ、彼が負傷したあとは同じような状況をチャビ相手にさせられ、そしていまイニエスタの登場でリケルメはベンチに追いやられている。だが決してルイス・エンリケにも、チャビにも、そしてイニエスタにも劣っていないと考えるリケルメ。彼はボカで成功したように、バルサで成功する可能性を信じて疑わない。 「今はとにかく我慢のときだと思っている。もちろんバンガールに我慢するという意味ではない。メディアが競ってリケルメ・バンガール衝突問題をニュースにしたがっているようだけれど、実際には二人の間には何の問題もなかったし、そして今もないし、これからもないことを祈っている。ただ個人的にはボカでやったようなポジションでプレーしたいと思っている。ボカのリケルメを獲得したということは、ああいうプレーを期待してのことではなかったのだろうか。いずれにしてもバルサとの契約期間が残っている間に多くのタイトルを獲得してバルセロニスタと喜びを分かち合いたいと思う。バルサというクラブにも、バルセロナという街にも、そしてバルセロニスタにも感謝している。自分を応援してくれている多くのバルセロニスタに少しでも喜びを与えるのが自分の役目だ。」 ●トルトレーロ、コクー、負傷 ●お帰り!ベルムード! |
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