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1月12日
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1年半ぶりの3連勝を目指して! 2連勝は得意なバルサは今シーズン2回も繰り返している。だがリーグ戦3連勝という結果となると・・・実に1年半もの時間を逆戻りさせなければ見つけることはできない。レシャックが監督となった2001−02シーズンでのシーズンスタート時期、つまり9月から10月にかけての試合で3連勝して以来、バルサは2連勝止まりという悲惨な結果を残しているのだ。地元でテネリフェに勝利、アウエーでレアル・ソシエダーに0−2、そして地元に帰ってきてマジョルカ戦で3−0と勝利したのが我がバルサが3連勝を遂げた最後のものとなっている。アイヤヤヤァ〜! バンガールの首がかかったマジョルカとの戦いを多くの前予想を裏切って勝利し、そして地元カンプノウでは最下位チーム・レクレアティーボを沈めたバルサ。何とここまで2連勝を飾りロサレダでおこなわれる今日のマラガ戦にも勝利して好調の波に乗りたいところ。 さて、そのバルサの“実体”を把握する絶好の試合となる今日のアウエーでのマラガ戦。その主役となる選手たちはカンテラ出身の選手となる。ミニエスタディ出身の多くの若者たち、プジョー、ジェラール、ガブリ、チャビ、モッタ、そしてイニエスタ。彼らがこの試合から始まるバルサ大進撃をかけての主役となる選手たちだ。 ダリオ・シルバ、デリー・バルデス、そして絶好調のムサンパという攻撃陣を擁すマラガ。そのマラガ相手にバルサが用意できる“本当”のディフェンス選手はプジョー一人となっている。多くの負傷選手を抱えるバルサ。クリスタンバール、レイジゲル、アンデルソン、ナバーロ、そしてカード制裁で出場できないデ・ボエル。したがって“自家製”のディフェンスを急造しなくてはならない。それがガブリ、ジェラール、そしてモッタ、あるいはコクー、ロッケンバックもディフェンス面を助けなければならない状況だ。もしコクーの負傷が出場を妨げるようなら二部Bのオレゲールの力も借りなければならない。 <スタメン予想図>
昨日の午後マラガに到着したバルサ御一行を待っていたファンは例年になく少なかった。先日マドリがマラガを訪れた時に比べてみると圧倒的な差のファン数だ。何故これほど待ち受けたファンが少なかったのか、その質問に答えるバンガール。 バンガールはいまさら変わることはないだろう。クラック選手は彼のシステムに入って初めて生きる選手となり、チームブロックを壊すスター選手は必要ない。良い意味でも悪い意味でも彼のフィロソフィーは変わることがない。だが現在のスペインリーグは、すでにバルサ・マドリだけのものではなくなってきている。5つも6つものチームが混戦してのタイトル争いとなっている難しいリーグだ。そして毎試合のように難しい試合が続くことは当然だ。その難しい試合、つまり均衡が破れない難しい試合を突破してきたのは常にクラックと呼ばれる選手であったし、スター選手であったという歴史的な事実もまた忘れてなららにことではないだろうか。 |
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