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1月17日
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バンガール、200試合 明日のバレンシア戦でバルサ監督として200試合を記録するバンガール。これまで199試合を指揮し、111勝51敗37分けという結果をだしている。1987年に初めてバルサの監督に就任してから今シーズンに至るまで“バンガールノート”は11冊となった。 バルサの監督として200試合を経験するということになります。 私バンガールは非常に誇りに思っている。なぜなら200試合達成するという監督はそうざらにいるわけではないだろうから。しかも200試合で100試合以上勝利しているという数字はなかなか良いんではないかな。統計は決して嘘をつかない、私バンガールはそう信じている。 マジョルカ戦ではやはり辞任を恐れましたか ああいう状況というのは監督業をやっている人間にはよくあること。私バンガールが最初にバルサの監督になった時にも何回かあったし。辞任騒ぎなんぞ恐れる私ではない。毎日の努力の積み重ねでできる限り遠くまでチームを引っ張っていくのが私バンガールの使命。もちろんこの世界では結果がすべてだということを知っている賢い私だが。 これまでアヤックス、オランダ代表、そしてバルサの監督を務めてきていますが、どのような違いがありますか。 違い?それは各メディアがそのチームにさくページ数だろう。カタルーニャメディアは一面から20ページ以上にもわたってバルサ関係の記事で埋められている。アヤックスやオランダ代表では考えられないことだ。同時にそれはチームに対するプレッシャーを意味することになる。だが私バンガールにプレッシャーなど誰もかけられないのだよ。プレッシャーは自分でかける。それがバンガールだ。 3年前にはリバルド、クルイベル、フィーゴという三人のデランテロとコクーとルイス・エンリケという二人のメディアプンタを配置して攻撃的なバルサが見られましたが、今シーズンはなぜこんなに守備的なバルサとなっているのか。 それは選手が違うからだよ。もし左に使えるリバルドがいて、右に使えるフィーゴがいたなら私バンガールは左右にエストレーモを使った攻撃を今シーズンもしているだろう。だが今シーズン、我々が抱えていた選手はジェオバンニだけだ。オーベルマルスは負傷で使えなかった。そしてジェオバンニはもういない。したがって今のシステムは我々が抱えている選手の能力に最適なものとして、そう私バンガールが判断してこのようなシステムになっているということだ。 これまで51敗していますが、あなたはいつも個人の選手のミスをその敗因としてきました。あなたのミスはいっさいありませんでしたか。 戦術的な意味で言えば私バンガールのミスはいっさいなかったと言えるだろう。私バンガールが選んだ選手が、期待しただけの活躍を見せてくれなかったということはこれまで多くあった。だが私バンガールの責任で負けた試合は一つとしてないと言い切れる。なぜなら私はグランドでプレーしないからだ。 と言うことは試合に勝利したとしてもあなたの功績ではないということですか。 一般的に言ってそう言えることになる。だが監督の存在は試合に勝利するために非常に大事なものであることも忘れてはいけない。相手の戦術を分析し、選手たちの能力を分析し、一つ一つの試合での戦い方を選択し、そして11人の選手たちを選び、試合中には状況を読みきって選手交代をしなければならない。したがって戦術的な意味で言えば勝利というのは少なからず監督の能力と関係あるものだろう。 ところでこの199試合で有名なバンガールノートというのは何冊になりましたか。 一つのシーズンで大体3冊ぐらい消費することになる。したがってバルサの監督としてはこれまで11冊、私バンガールのすべての監督生活では50冊ぐらいたまっているだろう。 |
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●メンディエタも一言 メンディエタは非常に口数が少ない選手だ。バレンシア時代もそうだったしバルサに来てからも変わりはい。したがって彼が一度しゃべり始めると多くのメディアの注目を浴びることとなる。そしてメンディエタはいかなる状況に置かれていようと監督批判、クラブ批判などおこなう選手ではない。だが同時に、素直に己の考えていることを言葉に出す選手でもある。 「これまで、本来の自分らしい活躍を見ていないのは残念なことだ。だがそれでも一度グランドに出たときは、調子がどうであれ全力を出しきってプレーしていると自信を持って言える。これまでの試合で本来のメンディエタが登場しないのは、自分の自然なポジションで継続的なプレーができていないからだと思う。」 年が明けてからまだ1試合も出場していないメンディエタだが、多くのバルセロニスタと同じように彼もまたその理由がわからない一人だ。 ●デ・ボエルも二言 明日のバレンシア戦には出場可能となっている彼は、どんなことをしても勝利しなければならないと語る。 |
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