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2月18日
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バルサッ!バルサッ!バ〜ルサ! 2か月ぶりにユーロバルサが戻ってくる。これまで敗北も引き分けも知らず、勝利のみが試合結果となっているユーロバルサがカンプノウに戻ってくる。相手はインテル・ミラン。バルサと同じように負傷者を抱えるインテルだが、リーグ戦を快調に飛ばしチャンピオンズの戦いもバルサと同じように6ポイントを獲得している。強敵?そう、インテルは強敵には違いない。だがバルサにとって、クラブの格の違いを見せる良いチャンスでもある。12番目の選手として10万バルセロニスタが押し寄せるであろうカンプノウ。ひたすら寒い日が続くバルセロナに熱い熱い応援が戻ってくる。 バルサの勝利によって得られる4つのこと。 バルサにとってそうであるように、アンティックにとっても決して“普通”の試合ではない。アヤックスに敗戦した6年前の出来事を忘れることができないと言う彼にとって、チャンピオンズの試合は一つの乗り越えなければならないものとなっている。しかも来シーズンもバルサのベンチに座ることが可能となるためには、どうしても決勝戦まで駒を進めることが最低必要条件となっているアンティックだ。 彼がバンガールの遺産を継いでから、バルサは試合ごとに変わってきている。これまでのバンガールによる“発明”から“常識的”なものへの単純な変化が好結果をを生み出してきている。それは試合結果だけではなく、クラブや選手を取り巻く環境の変化も意味する。相手チームを研究したうえでの試合ごとの“発明”は姿を消し、相手がどこであれバルサとしての戦いを繰り広げていこうという姿勢が“常識的”な選手による“常識的”なポジショニングのもとに11人のチームブロックが構成されようとしている。 だが今日の試合にはソリンが出場できない。バルサにとって唯一の左ラテラルの専門家であるソリンの欠場は、アンティックに“発明”の必要性を要求している。しかしこのことを除けば、アンティックバルサは“常識的”に戦いを挑むことになるだろう。ビエリやレコバの強力な攻撃陣を擁するインテルに対してバルサはバルサらしい戦いをすれば必ず勝機が訪れると信じる。 今夜集まってくる多くの若者バルセロニスタにとってインテルは初めて見るチームとなる。彼らがカンプノウに訪れたのは今から30年以上も前の話だからだ。だがそれでもインテルは、歴史的にバルサのそれと奇妙な関係を持っているクラブである。百年前の逸話をひもとくならば、バルサの最初のカピタンがスイス人のガンペルであったように、インテルの最初のカピタンもスイス人だった。そして我がクラブからエレニオ・エレーラやルイス・スアーレスなどが移籍していったクラブでもある。もちろんロナルドごときは歴史の中のページには含まれない。いずれにしてもそのインテルが今日カンプノウにやって来る。そしてバルサにとってはユーロバルサの存在を示す試合となる。 <スタメン予想図> |
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