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3月15日
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アンティック・プラン進行中 明日はアラベス戦。オサスナ、バジャドリと引き分けが続いているバルサにとってはどうしても勝利が必要な試合となっている。明日の試合に勝利すべくアラベスにすべての焦点を当てながらも、アンティックはさらに先を見つめていく。アラベス、ラーシング、ビジャレアルと戦いが続き、バルサにとって正念場となる4月の戦いに視線が送られる。リーグ戦、チャンピオンズ戦、すべてをかけての戦いがおこなわれる4月。その4月に“バルサベストメンバー”を用意したいアンティック。 バルサに監督として就任してきたアンティックにとって最初の目的、それは果てしなく落ち込んでいる選手たちの精神的な問題を解決すること。そしてチャンピオンズの戦いではバンガール時代と同じように快進撃をもってできる限り遠くまで行くこと。この二つだった。その彼の意図したものはいまだに敗戦を知らない事から見てもわかるように着々と進行中。それでも、敗戦を知らないとはいうものの、さらに快進撃を必要とされるバルサであることには変わりがないのも確かなことだ。なぜならチャンピオンズ参加圏内まではまだほど遠い位置にいるわけであり、しかもUEFA圏内にも入っていないバルサだからだ。 今月におこなわれる重要なリーグ戦での戦い、つまりアラベス戦、ラーシング戦、そして4月の初めにおこなわれるビジャレアル戦を快調に飛ばし、総決戦となる4月の戦いに突入したいアンティックバルサ。チャンピオンズ準々決勝の試合と共に、リーグ戦では地元カンプノウでのコルーニャとの戦い、そしてベルナベウでのマドリ戦が待ち受けている。その総決戦に向けてアンティックが是が非でも達成したいこと、それはバルサの有するベストのメンバーを起用しての戦いだ。 ■デフェンサ ■セントロカンポ ジェラールが復帰してくるかどうかに関わらず、チャビはいつものようにディフェンスピボッテの前に位置することになる。右インテリオールはオーベルマルスで決まりだ。90分間にわたって同じリズムでプレーし続けられないという弱点はあるものの、爆発的な30分間が少なくても期待できる。問題は左インテリオールに誰が入るのが理想かということ。モッタかあるいはメンディエタか。そこがアンティックに悩むところだ。だがもちろんリケルメを忘れてはいけない。ここ3試合続けてスタメン出場してきている彼にさらにチャンスが与えられることになるだろう。そしてもう一人忘れてはならない人物。それは我らがカピタン、ルイス・エンリケの存在だ。アンティックが期待すること、それはチャンピオンズ準々決勝でのカンプノウでの試合までに彼が戻ってくること。最初のアウエーでの試合結果次第ではどうしても彼の存在が重要なもとなるからだ。 ■アタッケ ■そしてアンティックの期待の応えようとする選手たち ルイス・エンリケは、再び負傷という大きな精神的な打撃からすでに立ち直っている。アンティックが意図するように、彼もまた復帰の時期をチャンピオンズ準々決勝を睨んで着々とリハビリ中だ。だがこれまでの経験が急いではいけないという注意信号を送っている。一歩ずつ一歩ずつ確実にリハビリをおこないながらも、それでもできる限り早い復帰を狙う我らがカピタン。 コクーの状態は負傷した時点で予想されたものよりかなり明るいものとなっている。全治8週間から10週間といわれた彼の負傷だが、これまでの回復ぶりはその予想を裏切り6週間程度のものとなりそうだ。6週間後、それはベルナベウでのクラシコの戦いの前となる。早ければクラシコ出場、あるいはもう少し遅らせてチャンピオンズ準々決勝でのカンプノウでの登場を夢見るコクー。彼らの必死のリハビリは続く。 |
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