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3月20日
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パーフェクト・ユーロバルサ! ニューキャッスル戦をもってチャンピオンズリーグ戦を終了したバルサは、これまでチャンピオンズ予備選・一次リーグ・二次リーグの14試合を通じて13勝1分け、つまり敗北を1回も知らないという驚異的な成績を残した。そしてそのバルサの、不幸にも餌食とならなければならない次の対戦相手、それはマドリ、ユベントス、アヤックスから選ばれることになる。マドリとのユーロクラシコも良し、クーマン率いるアヤックスでも良し、そして地味なユベントスでも良い。パーフェクト・ユーロバルサに敵はなし。 アンティックがイングランドフットボールの信奉者だということは自他共に認めていることだ。彼が現役のフットボール選手として1980年代の前半にルートン・タウンでプレーした経験がいまだにイングランドフットボールへの愛着を忘れさせないでいる。フットボールが誕生した聖地として、そして己のクラブに示すフットボールファンの限りない愛情、あるいは試合内容や得点経過に関係なく無条件に捧げる応援風景、それらがアンティックの心の中に残っている。それだからこそ、そう、それだからこそ、バルサにとってはクラブの誇りだけをかけた戦いであるにも関わらず、すべての選手に普段通りの闘争心と勝利を要求したアンティックだった。 したがって“休養”という名誉を与えられたのはわずか3人の選手だけだった。体調がイマイチのサビオラはバルセロナに残され、ボナノとオーベルマルスはベンチからの試合観戦となる。彼ら以外は普段のメンバーがスタメンとして登場するバルサだ。普段のバルサではあるが、国内リーグバルサではない。ユーロバルサ、これまで負け知らず、向かうところ敵なしのユーロバルサだ。 この試合日の1週間前から、ニューキャッスルのキオスクではあるビデオが飛ぶように売れていた。そのビデオタイトルは“クラブ史上最高の試合”と題したものだ。そして対戦相手は昨日と同じようにバルサ、バンガールバルサだ。1997−98シーズン、やはりチャンピオンズで同じグループに入ったニューキャッスルとバルサ。このビデオはアスプリージャのハットトリックでバルサを沈めた試合だった。再び“クラブ史上最高の試合”を期待する多くのニューキャッスルファン。だが彼らには気の毒なことに、昨日登場したバルサはかつてのバンガールバルサではなく、パーフェクト・ユーロバルサだった。 |
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■ビクトル(10) ■アンデルソン(10) ■デ・ボエル(10) ■レイジゲル(10) ■ガブリ(10) ■メンディエタ(1) ■チャビ(5) ■モッタ(10) ■ロッケンバック(10) ■リケルメ(10) ■クルイベル(10) ■ジェラール(ご祝儀10) ■イニエスタ(ご祝儀10) ■セルヒオ(ご祝儀10) |
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