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4月26日
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明日のために・・・ サルバドール・アレマニー、ヌニェス政権からガスパー政権、そして現在のレイナ政権に至るまでクラブ理事会のメンバーとしていまだに“生き残っている”唯一の人物だ。その彼に会長選挙への出馬を望む声は多い。これまで常にバスケット部門の会長を務めてきた彼の経験と、その冷静なキャラクターが今のバルサに必要と考える多くのバルサソシオが存在する。だが彼は会長選挙には出馬しない。クラブ最高権力者が座ることになる会長席に彼は興味がないようだ。 サルバドール・アレマニーに会長席への興味がないとしても、多くの会長候補者にとって彼は非常に興味ある人物だ。ヌニェス政権、ガスパー政権と、難しい時代を経てきているバルサ理事会の中にあって唯一誰にも後ろ指を指されることなく淡々と己の仕事を果たしてきた人物。常に冷静であり、思慮分別があり、そして現実的な発想を好むアレマニー。フットボール部門における数々のスキャンダルな騒音から離れ、ひたすらバスケット部門の成功のために働いてきた。そして彼の現在の最大の興味と希望は、5月9日、11日におこなわれるユーロバスケ・ファイナルフォーとなっている。クラブ念願のヨーロッパチャンピオン、地元で開催される有利さを持った今回のファイナルフォーでの優勝。今の彼にこれ以上に魅力的な話題は存在しない。 これまで常に舞台裏にいることによりソシオにとっては地味な存在となっている彼だが、それでもソシオは無知ではない。そしてそのことをすべての会長候補者も知っている。アレマニーを味方につけるか敵に回すか、この180度違う状況で選挙戦が大きく左右されることを知っている。カタルーニャ最大の銀行である“ラ・カイシャ”の統合ディレクターである彼のオフィスや、クラブの彼のオフィスに毎日のように会長候補者たちからの電話が鳴っているのが、彼らの興味の強さを示している。それは彼に対して副会長席への招待であったり、重要なポストへの招待であったりしている。 会長候補者が彼を味方につけたいという願いは、単にこれまで長い間クラブに貢献しソシオに隠れた人気があるということだけではない。もう一つ重要な要素が彼には存在する。それは彼を味方につけることは同時に“ラ・カイシャ”もまた味方につけることを意味するからだ。ヌニェス政権時に引き続きガスパー政権となっても隠れたスポンサーとなってきた“ラ・カイシャ”は今シーズンの始めからバルサから手を引き始めている。それはガスパーによる最悪の財政問題を重く見ての後退作戦だった。だがもしアレマニーがクラブの重要なポストにつくとすれば“ラ・カイシャ”の経済的援護も戻ってくることは間違いない。 いずれにしてもアレマニーはファイナルフォーが終了するまでどの電話にもはっきりとした回答を与えない。ファイナルフォーに優勝すること、今の彼にはそのことしか頭の中にないからだ。だがファイナルフォーが終了した翌日にでも彼は彼の将来について明らかにするだろう。今のところ彼に一番近い人物、それはバサットだ。 |
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チャビ、今シーズン終了
今シーズン4回目の脱臼、ユベントス戦でのこの今シーズン4回目の脱臼がバルサドクター陣に手術を決意させた。そしてチャビもそれに同意することになる。当初はシーズン終了後に手術をおこなう予定だったが、精密検査の結果それまで待てないというのがドクター陣の出した結論だった。来週にでも手術することになるチャビは全治2か月となる。 ■KO組(チャビ、プジョー、ルイス・エンリケ) ■OK組(コクー、ダニ、モッタ、レイジゲル) |
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