4月30

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明日のために・・・
バサット、ぶっちぎり

メディアのおこなうアンケートを信用するか信用しないかは別問題として、バルサ次期会長候補に関するアンケートをエスポーツ紙が発表している。まだ選挙公募もされておらず、したがって“正式”な会長候補も存在しないものの、噂される何人かの立候補者に関してソシオの反応を具体的な数字で示している。

■ルイス・バサット・・・・・42.6%
■マルティネス・ロビラ・・・・5.7%
■マリア・ミンゲージャ・・・・3.5%
■ジョルディ・マジョー・・・・2.4%
■ジャウメ・ジャウラド・・・・2.2%
■ジョアン・ラポルタ・・・・・2.2%
■ジョルディ・メディーナ・・・1.5%

このアンケートは4月27日のバルサ・ソシエダ戦の終了後に540人のソシオを対象におこなわれている。前回の会長選挙のときに投票したソシオ数が5万近いことを考えれば、わずか500人強の人々の意見は“一つの傾向”として判断するしかないだろう。それでもはっきりとした“傾向”がでたアンケートとなっている。バサットが大きく、非常に大きく他の“予想”される会長候補たちを引き離してリードしている。

ちなみに前回の会長選挙、つまり2000年6月15日におこなわれた会長選挙の前に、やはりエスポーツ紙がおこなったアンケートを見てみよう。
■ジョアン・ガスパー・・・・39.6%
■ルイス・バサット・・・・・32.2%
■ジョアン・カステーレス・・15.2%


アンティック白書

ムンド・デポルティーボ紙が発表しているアンティック白書。もちろん“噂の域をでない”白い書だ。契約上は来シーズンもバルサの監督を務める“権利”を獲得したアンティックだが、その権利を無視することも可能な次期会長が決定するまで彼の将来は“白紙”と言ってもいいだろう。だが“噂の域を出ない”白書を覗いてみるのも面白い。

■“噂の域をでない”加入選手
ポジション的にはデランテロセントロを一人、ディフェンスの選手を一人、そしてかつてAt.マドリ時代にいたパンティック選手タイプを一人。具体的な選手として今シーズン終了と共にAt.マドリとのレンタル契約が終わるホセ・マリがあげられている。そして彼が本来所属するミランとの選手交換作戦がおこなわれるという。ホセ・マリの獲得のために交換選手となるのは、ロッケンバック、ガブリ、そしてモッタのうち誰か。だが、この“噂の域をでない”交換作戦は話しにならないだろう。バルセロニスタの誰がこんな交換条件に賛成するというのだろうか。まるで話にならない“噂の域をでることはない”噂だ。だが、待て、ロッケンバックはあり得るか?

■“噂の域をでない”放出選手
今シーズンの残りのすべての試合をビクトルが務めることに見られるように、ボナノ、エンケの将来は非常に暗い。そして毎シーズン常連となっているダニも当然ながら話題の人物となる。レンタル中の選手も見なければならない。ベティスにレンタル中のアルフォンソ、ベンフィカへ貸し出されているジェオバンニ。彼らがバルサに戻ってくることはほとんどあり得ないだろうと推測する。

■“噂の域をでない”いくつかの疑問
アンティックが抱える疑問の最大のものは3人の選手の将来に関するものだ。コクー、メンディエタ、そしてソリン。
コクーはかつて彼が在籍していたPSVが獲得を狙っているという。モッタの活躍がさらにアンティックの疑問を深くしているのであろう。つまりコクーが抜けてもモッタでじゅうぶん穴埋めできるという読みだ。
メンディエタの問題は深刻だ。ラッチオに完全移籍料として3000万ユーロをバルサが支払うわけがない。ラッチオにしてもメンディエタの700万ドルという年俸を支払い続けるわけがない。バルサにも残れずラッチオにも戻れず、果たしてメンディの将来は?
ソリンの完全移籍料となる700万ユーロもバルサは支払う用意がないようだ。彼が所属するクルセイロとの交渉次第で彼の将来は決定されることになりそうだ。