7月2日 水曜日

■1チャンネル(1.0MB)
6月15日
選挙日(09時〜21時)

クラブ史上最高のソシオ参加による選挙となった。

■2チャンネル(0.5MB)
クーマン

■3チャンネル(0.7MB)
モッタ

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焦げつきメレンゲ(2)

フロレンティーノ・ペレスが会長に就任するまで、レアル・マドリの抱えていた借金は3億ユーロとも4億ユーロともいわれる額だったが、例の政府との癒着問題として知られている“マドリ・スポーツ都市”売買の結果、それがすべて精算されているとフロレンティーノは語る。
「クラブの赤字はすべて解消された」
それが少なくてもマドリ現会長の繰り返してきた発言だ。ところがこの報告書によれば、これまでの赤字が解消されたどころか現会長が就任する以前よりさらに借金が増加し、現在の推定赤字は5億4480万ユーロにものぼるだろうと分析している。

財政問題の悪化についていくつか理由をあげ分析をしている。何年間にもわたる税金未払い問題、これまでの“スター選手”獲得の際のいかがわしいコミッション問題と高額な違約金問題、テレビ放映権料の何年も前からの前借り問題、銀行に借りているクレジットの利子支払い問題、そして一番大きい問題として選手の高額な年俸支払い問題だ。

ビッグクラブが抱える選手の高額な年俸。メレンゲの場合は“大スター選手”獲得作戦が続いているため、他のどこのクラブよりも深刻な問題となっている。選手を獲得する際に支払われる“違約金”はこれまですべて銀行のクレジットとなっており、その総計額は天文的な数字となっている。そして“大スター選手”獲得作戦のさらなる問題は彼らに支払われる高額な年俸だ。クラブ年間予算の8割を占めるという選手の年俸問題を解決するのにユニがいかに売れまくれようが焼け石に水となる。

---明日に続く