8月1日 金曜日

■1チャンネル(1.0MB)
サビオラとクアレスマ

■2チャンネル(1.3MB)
練習では絶好調バルデス

■3チャンネル(1.0MB)
本番では絶好調ジョルケラ

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ライカーバルサ

試合自体はユベントス戦に比べれば面白いものでもスペクタクルなものでもなかったミラン戦だがそれでも2−0と勝利したバルサ。そして結果や試合内容は別として、フラン・ライカーバルサの実体が少しずつ浮かび上がってきた試合となった。

システムを数字で表すと明らかな4−2−3−1という選手配置となる。スペインリーグでは非常に一般的なシステムと言っていいだろう。だが特徴的なのは4人のディフェンスが非常に高い位置に上がること、セントロカンピスタの重要な仕事が相手選手にプレッシャーをかけること、そして左右のエストレーモの復活、つまるところ非常に攻撃的な4−2−3−1システムといっていい。

ロナルディーニョ、クアレスマ、サビオラの3人の個人技が光った前半戦だが、それに引き替えポルテロのビクトルの神経質なプレーが目立つことになる。ルストゥが負傷している今、スタメン出場の大きなチャンスがやってきている彼にとって“張り切りすぎた”試合となったのか、普段の良さが見られなかった。それに比べ後半に登場したジョルケラが派手なセーブを繰り返していたのが印象的だ。

アメリカ遠征最終戦となるマンチェスターとの試合では、ようやくアメリカ入りに成功したクルイベルが初の練習試合参加となる。


ユニ広告

ラポルタ・ドット・コム・チームが考えているいくつかの資金繰りの方法の中に、ユニフォームの胸に広告を付けるというものがある。もしこれが実現すると、これまでバルサというクラブの重要なキャラクターの一つであった“ユニ広告なし”という時代も終了を見ることになる。今回のアメリカ遠征でチームに同行しているラポルタ・ドット・コム・チームは、昨日から選手たちとは離れてニューヨークにわたりスポンサー探しに余念がない。そしていくつかの興味ある会社が名乗りを上げてきているようだ。

これまで年間1200万ユーロ程度と見積もりされていたバルサユニ広告料だが、次第に値上がりを見ているようだ。あくまでもラポルタ・ドット・コム・チームのコメントだが、これまで具体的に7社からのオファーがあるという。その中にはエプソン、フィリップス、ニッサンなどの名前が見られるが、製薬会社の、といういよりはビアグラで有名なPFIZERという会社の名前も見られる。これらのオファーを見てみると、1500万ユーロを基本年俸としてタイトルを獲得したときのボーナスとして300万ユーロ、つまり最高1800万ユーロの収入を期待するラポルタ・ドット・コム・チームだ。