8月6日 水曜日

■1チャンネル(1.5MB)
おかえりなさ〜い!

■2チャンネル(1.4MB)
飛行場からカンプノウへ、そして練習

■3チャンネル(1.0MB)
午前のカンプノウ

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帰ってきましたよ〜ん

10日間以上のアメリカ遠征を終了し、さらに16時間の空の旅を楽しんだバルサ御一行が昨日火曜日午後3時に帰ってきた。飛行場に多くのバルサファンが集まって選手たちが到着するのを今か今かと待ち受けていた中を、すべての選手が元気な姿をあらわし、そしてバスに乗り込んでいざマシアの練習場へ。もちろんこの日は軽い練習のみ。体の調整をするだけのものだ。

彼らの到着を待っていた二人の選手、これまで二人だけでホソボソと練習をこなしてきたリケルメとボナノだ。彼らも久しぶりに大勢の仲間との合同練習に参加。嬉しいねえ。そして今日はいよいよ完全休養日。ゆっくり休んでください。

ゆっくり休んでいられない選手もいる。アルフォンソ・ペレスはリハビリの最中であり、しかも来シーズンはどこでプレーするかも決まっていない。この日の午前中、彼はトレーナーと二人だけで走り込みとボールを使った軽い練習をおこない徐々に体を100%にしようとしている。バルサで再びプレーするチャンスはまったくない彼は、これまでレンタルされていたベティスで来シーズンもプレーしたい意向のようだ。


サー・アレックス・ファーガソン

1か月にわたる“争奪戦”が終了し、サー・アレックス・ファーガソンは憧れのロナルディーニョと顔を合わせるチャンスをつかんだ。だがフィラデルフィアでの試合では憧れのロナルディーニョはバルサのユニフォームを着ている選手だった。世界でもっとも金持ちであり、世界各国にどこのクラブよりもファンを持っているといわれているマンチェスターにヒジテツを喰らわしたロナルディーニョはバルサのユニフォームを着ていた。同じスタディアムにいながらサー・アレックス・ファーガソンとロナルディーニョは結局挨拶もすることなく終わっている。

この試合を前にしてサー・アレックス・ファーガソンはサンデー・タイムスに次のようなコメントを載せている。
「今シーズンの我々の希望はチャンピオンズに優勝すること、そのためには是非ともロナルディーニョが必要だと思った。何か、そう、何か彼からは他の選手と違う雰囲気を感じていた。彼がこれまで我々に欠けていた何かを補ってくれるのではないか、そう思って我々は彼の獲得に走ったんだ。だが、もうそんなことを言ってもしょうがない。チャンピオンズ優勝の可能性がほんの少し減少したということに過ぎない。」

まあ、そんなに嘆くなサー・アレックス・ファーガソン、一緒にUEFAカップでタイトルを競いあおうじゃないかい。