8月24日 日曜日

■1チャンネル(1.3MB)
それでは、まずバルサイムノを!

■2チャンネル(1.1MB)
9万人バルセロニスタを前に、我らがカピタンのお言葉。ルイ〜ス・エンリッケ!ルイ〜ス・エンリッケ!の大合唱でしゃべれなくなるガッツ。

■3チャンネル(1.3MB)
ついでに若大将ゴール!

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ラポルタプロジェクト、一歩前進

“バルサに改革を!”のスローガンのもと、いまから約2か月前にバルサ新会長としてソシオによって選出されたラポルタにとって、ソシオ代表を前にしての初の審議会がおこなわれた。
「ここに出席しているすべてのソシオにお願いしたい。我々クラブ理事会に最大の信頼感と、そして可能な限りの時間を与えて欲しい。」
これが5時間にわたっておこなわれたソシオ代表審議会の中で何回も繰り返された発言だった。2003−04シーズンのクラブ年間予算の承認、そしてクラブ始まって以来のユニフォームの広告をつけるという、つい何か月前までは絶対的な“タブー”であったことが圧倒的な賛成多数で承認されることになる。

もちろん反対意見がなかったわけではない。特にソシオ年間シート席の値上げ、そしてユニフォーム広告の関しては多くの反対意見が上がった。
「ソシオの年間シート席を値上げし、これまでは考えられもしなかったユニフォームに広告をつけ、そして選手の給料を下げたり人減らしをしたりすれば、誰が会長であろうと誰が理事会員であろうと借金は返せるじゃないか。そんなことをあなたがたに望んだわけではない。」
「あなた方クラブ理事会の人々はお金持ちだからどうでもいいだろうが、我々夫婦みたいな年金生活しているものにとって、40%の値上げにはついていけない。」

だがこれらの少数反対者の意見は大きな川の流れを止めることは不可能だ。ラポルタの登場は“時代の要請”と呼んでいいかも知れない。クラブ内にこれまで考えられなかった大改革が一つ一つ可能となりつつあるのは、すべて過去の時代のおかげだ。過去の時代の主人公の一人ジョアン・ガスパーのおかげと言い換えてもおかしくはない。彼がおこなってきたクラブ史上最悪の管理行政が、これまでタブー中のタブーであったユニフォームに広告をつけるということまで可能とさせているのだから。

9万人以上のバルセロニスタによって埋め尽くされたカンプノウ。ジョアン・ガンペル杯は例年にない盛況ぶりであり大きなフィエスタとなった。そしてカンプノウ貴賓席にも変革が起きていた。ヨハン・クライフの顔をカンプノウ・パルコ席で見るのは何年ぶりのことだろうか。会長席にはラポルタが陣取り、その周りを若いメンバーのラポルタチームが囲む。だが残念ながら変革が起きていない現象も見られた。北ゴール裏を陣取るボイショス・ノイスの規制のきかない行動、そしてグランドの中にはゴールを決める選手が相変わらずいないことだ。


今日も試合だ!

ジョアン・ガンペル杯から48時間、今日はジローナとのカタルーニャカップ準決勝を戦うバルサ。ガンペル杯に出場した二人の選手、マルケスとルイス・ガルシアが試合中に負傷したため今日の試合には招集されていない。二人とも30日のリーガ公式戦初戦となるビルバオとの試合には出場がほぼ不可能と見られている。

またガンペル杯がおこなわれた当日には二部の試合に招集されていたラモン・ロスとダビ・サンチェスは今日の試合には招集されている。招集メンバーは次の通り。
ビクトル、ルストゥ、プジョー、アンデルソン、オスカー・ロペス、マリオ、レイジゲル、コクー、チャビ、イニエスタ、ジェラール、ルイス・エンリケ、クアレスマ、オーベルマルス、ロナルディーニョ、クルイベル、サビオラ、そしてロスとサンチェスの19人。